一生旅行生活してえ

旅行とか写真とか。主に海外旅行の記録です。一生旅行生活してえ。

29歳会社員 上海・重慶出張3-4日目 ~重慶の30人に1人は火鍋関係の仕事をしているらしい~

出張後半戦は重慶です。仕事的にはこちらメインだったのですが、観光的にもこちらメインとなりました。

1-2日目はこちらから。

s-tkmt.hatenablog.com

3日目

上海出発

朝六時半にホテルを出発し、7時過ぎに上海浦東国際空港に到着。上海浦東国際空港は日本で言う成田空港的な感じで、どちらかと言うと国際線が強いですが、今回の重慶へのフライトはここ浦東からの便でした。なお、中国では空港の入り口にて簡易的な荷物検査を通す必要があります。ザルですが。
その後、チェックインをしようとしてチェックインカウンターに向かうと、係員が自動チェックイン機を使うよう誘導しているようでした。異国の地の自動チェックイン機なんて使えるのかな・・・と内心思いながらも、とりあえず自動チェックイン機の前まで来てみたところ、画面を見ると言語を日本語に切り替えることができ、しかもパスポートをかざすだけでチェックイン完了という非常にシンプルな手順だったので、何の迷いもなく速攻でチェックインができました。中国東方航空やるじゃん。珍しく中国の航空会社を見直しました。

思いの外早くチェックインできてしまったので、軽く朝ごはんを食べることにしました。色々空港内を探し回った挙句、世界中にあるチェーン店、スターバックスにてコーヒーとフルーツを買うことにしました。

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サンドイッチ系も食べたかったのですが、中国仕様のせいかかなりボリューミーで、朝から食べるにはきつそうな予感がしたためパス。このフルーツもそこそこ盛り沢山です。スイカやぶどうやドラゴンフルーツが入っており、早起きの胃にも優しい味でした。コーヒーは多分日本と変わらない。

そうして搭乗時間になったので、飛行機に乗り込みました。上海から重慶は3時間くらいのフライトです。

重慶入り 

重慶江北国際空港に到着しました。初めての重慶です。重慶であっても香港SIMは問題なく使え、安定感もあります。

到着口にて現地スタッフにお迎えに来てもらいました。話を聞くとつい1~2週間前にこの空港が拡張されたということで、偶然にもいいタイミングで行くことができました。
車から見える景色は重慶自体が山に囲まれている地形のためか、崖や坂が多く、平坦な上海とは風貌が大きく異なりました。

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ちなみにGoogleマップより、重慶付近の地形はこんな感じです。かなりゴツゴツしていますね。

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ちなみに上海はこんな感じ。打って変わってかなり平坦です。

そして何より印象的だったのは上海よりも霞んだ空気…。いや、これはきっと山岳気候による霧でしょう。そういうことにしておきましょう!

車を走らすこと1時間ほど、オフィスに到着。駐車場に卓球台が置いてあり、適宜卓球に興じることができるということです。さすが中国。日本も見習って、駐車場に土俵を置いて休憩時に相撲が取れるようにしてほしいものです。 いや、いらんな。

オフィスに着いた時はちょうどお昼時で、お昼ごはんも食べていなかったので出前を頼むことに。
「出前ニシヨウト思ッテイルノデスガ、ピザ食ベマスカ?」
俺「おお、ピザ食べます食べます」
「チャーハン食ベマスカ?」
俺「ぴ、ピザにチャーハン・・・?た、食べます・・・。」
↓その結果

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本当にピザとチャーハンでした。とりあえずまずチャーハンを口に運んでみると・・・これがめっっちゃうまい!!さすがは本場。ピザサイドメニューのチャーハン激ウマです。めちゃくちゃお腹が空いていたからというのもありますが、それにしてもこんなにうまいチャーハン食ったのは久しぶりな気がします。ちょっと辛味のある、濃いめの味のチャーハンでした。
ピザもピザで美味しかったですが、やはり味が中国人向けの、甘い肉の味になっていました。これはこれでうまいです。

その後、夜まで仕事を片付け、夕食です。夕食場所に向かう前にまずホテルに寄り、チェックイン&荷物を置きました。

洪崖洞は千と千尋の神隠しらしい

ところで、上海や北京等に比べると日本人には馴染みの薄い重慶。お隣の大都市成都四川省)にいくと、峨嵋山(楽山大仏)やジャイアントパンダ保護区、そして何と言っても九寨溝といった、世界中から観光客が集められる目玉スポットがある一方で、重慶は観光というよりは工業都市として栄えているイメージが個人的にも強く、正直どういう見どころがあるのか知りませんでした。ちなみに重慶市は北海道より広い。
そこで絶対的な味方、グーグル先生に聞いてみたところ、どうも「洪崖洞」なる場所が一番重慶で観光地として栄えており、千と千尋の神隠しのような雰囲気があって非常に魅力的ということでした。何でもかんでもちょっと似ていれば千と千尋の神隠しという風潮はどうかと思いますが、写真を見る限り非常に良さげなスポットであることには間違いなさそうなので、時間があればそこに行ってみようと思いました。ちなみにジブリ曰く千と千尋の神隠しのモデルは江戸東京たてもの園です。

さてさて、夕食は重慶名物火鍋。火鍋自体は重慶に限らず、台湾や香港含めた中国全土にありますが、その中でも特に重慶は火鍋を食べる地域です。そして重慶は中国でも随一の激辛地域。お察しの通り本場重慶の火鍋はただならぬ辛さ、その上に麻(しびれ)がやばい!らしい。
車窓から見える景色には次々と「火鍋」という文字が目に入り、街中のいたるところに火鍋屋がありました。どこまで信憑性がある話かわかりませんが、ある統計によると重慶にいる30人に1人は火鍋関係の仕事をしているらしいです。そう言われてもまぁ納得しちゃうレベルで火鍋屋がありました。香川県でいう、うどん屋みたいな感じなのでしょう。

途中、タクシーがガソリンスタンドに寄りガソリンを補充している間に、一旦タクシーを降りて重慶の街並みを写真に収めました。

重慶高層ビル街

重慶中心部の特徴は、川(長江)が二手に分かれるような形で流れており、その中州と陸の川沿いにかけてドデカイ高層ビルが立ち並んでいるという街の作りでした。川(海)を挟んでビルが並ぶという構造自体は、上海や香港といった大都市とも同じではあるのですが、大きな違いとしてはそれらを繋ぐ巨大な橋がいくつもあるということ、そして重慶のビル群はどれも角ばった長方体のものが多く、とにかく重厚感が漂う力強い印象を受けました。
ちなみに屋形船のような形式で、川の上で船に乗りながら食事を楽しむこともできるそうです。暖かい時期にぜひやってみたいですね。

そうこうして、本日の火鍋屋があるという場所に到着しました。なんとそこは時間があったら行こうと思っていた洪崖洞でした。ここに入っている火鍋屋が本日の夕食会場ということです。

洪崖洞

この電飾まみれのド派手なライトアップが非常に中国らしくて好きです。日本人的な美ではないですが、結構個人的にはこういう派手さは割りと好みです。(逆に欧米系の家庭クリスマス電飾みたいのはあまり好きじゃない)

本場の火鍋

洪崖洞の中は、食堂街のようなところや屋台街、おみやげ街といった様々な様々なお店が入っており、非常に賑わっていました。さすがは重慶一の観光スポットです。じっくりとお店も見たかったですが、それらの店を脇目に火鍋屋へ行きました。うん、また来る機会があればじっくり観光したいものです。

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火鍋屋に着きました。ありがたいことに現地スタッフが店員と交渉して窓側の景色の良い席をぶん取ってくれました。注文は適当におすすめで選んでもらい、とりあえずはビールで乾杯。

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重慶ビールはスタウトでした。青島ビールを始めとした中国のビールは軽やかなイメージがありましたが、重慶ビールは濃厚な味わいがあり、これを味わえただけでも来た甲斐があったものです。

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そしてメインの火鍋です。スープは辛いスープと辛くないスープでセパレートしてもらっています。
真ん中上に見える謎の灰色の物体は、センマイ(牛の第三の胃)で、重慶火鍋ではセンマイは必須で入れる具材ということです。日本ではセンマイ刺として細かく切り分けたものを食べたことはありますが、こんなドでかいセンマイは見るのも初めてです。
手前にあるオレンジ色の物体は鴨の腸。これも日本では馴染みのない食材。
そしてこの写真ではテーブルの影に入ってしまって見えづらいのですが、真ん中やや左にある赤い物体は鴨の血です。

さて、火鍋のつけダレですが、セルフでお好みの調味料を混ぜ合わせる方式でした。勝手がわからないので、現地スタッフが入れているのを見てたのですが、彼はラーメン二郎並に溢れんばかりの刻みにんにくを投入し、お椀半分くらいまでごま油を注いでいました。その他にパクチーやら山椒やらあれやこれやを投入してタレ完成。
ちょっと自分は怖気づいてニンニク少なめ、アブラ少なめにしておきました。

そして火鍋開始!辛い!がうまい!!そしてこの辛さとつけダレの大量ニンニク&ごま油がこれまた合う!!辛さをいい感じに中和してくれます。ビールも止まりません。 

そして火鍋を堪能して1時間ほど経過した頃でしょうか。何やら嫌な予感がします。これは胃もたれだ…。大量のごま油により消化しきれず胃が悲鳴を上げている…!辛さで悲鳴を上げるかと思いきや、まさかごま油で悲鳴を上げることになるとは思ってもいませんでした…。

4日目

重慶動物園

朝起きるとなんと外は真っ暗。7時くらいの起床でしたが、中国時間は北京を基準にしているため、重慶ともなると事実上1~2時間くらいの差がありそうです。
そしてなんだか腹の調子がおかしい…昨日の嫌な予感が的中しました。完全なる胃もたれです。日本から太田胃散を持ってくればよかったと心から後悔しました。
ホテルの朝食もヨーグルトやオレンジジュースといった、軽めのものに留めました。そして朝8時45分頃。出発です。どこに?重慶動物園です。

ホテルの目の前に重慶動物園があり、徒歩30秒で入園可能でした。

ここで印象的だった出来事がありました。受付で入園料を支払った際に、受付のおばちゃんが、じっと、現金を見ていました。どうも、偽札がどうかのチェックのようです。なるほど、中国で電子マネーが普及している要因の一つとして、単に便利だから、というだけではなく現金の信用が薄いからというのも聞いたことがありますが、あながち間違いでは無さそうです。

そして動物園に入園。ちょっと雨模様だったのですが、傘が無くてもなんとか我慢できるレベルでした。じっくり回りたかったのですが、今回の目的はこれ。

そう、パンダです。パンダと言えばお隣四川省ジャイアントパンダ保護地区もあり有名ですが、ここ重慶動物園でも飼育されているということです。

パンダが笹を食ってます。っていうか一頭に割り当てられている区画が広いですね。
お目当てのパンダが見れたので早々動物園を出ました。(仕事があるので…)この動物園の面積はかなり広く、ちゃんと回ろうとすると一日潰れてしまいそうです。

早朝動物園の後は夜まで仕事をして、業務終了。ちなみに、昼ごはんに食べた出前がこれまたうまかった!

麻婆豆腐、炊き込みご飯、ナスの炒め物といった、わりとオーソドックスな中華料理でした。麻婆豆腐が少々辛めなくらいで、どれも味付けに癖がなく、非常に食べやすい印象でした。

胃もたれも夕方くらいにはだいぶ収まりました。(完全には治まりませんでしたが…)

夜の重慶

終業後タクシーに乗って夜はシャレオツバーで酒を飲みながら最後の夜を堪能。

中は至って普通の(?)ビアバーで、クラフトビールが飲めるところでした。

飲み比べセットと適当なつまみを注文して、最後の晩餐です。
外を見渡せば広がる重慶の夜景、艶やかなビル群。そして霞む空気。

なんやかんやで、重慶は非常にいいところでした。日本人にも馴染みが薄い場所ですが、また機会があればぜひ行ってみたいです。

 

翌日は帰国です。丸一日かけて日本に戻ります。