一生旅行生活してえ

最近は主に資格取得関連のメモとか勉強法とかを整理

28歳男性会社員 台湾旅行記 1日目~迪化街と夜の西門~

今年の3月に行ったばかりですが、7月の三連休(2016/7/16-7/18)にかけてまた台湾に行きました。そして実はこれに向けてα6000+Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSSを買ってしまいました…(28-75mm F2.8(A09)とRX100m2を生け贄に捧げて…)
最近IYHばかりしているので、しばらくは控えておきます。ストロボが欲しい~~~あああいかんいかん。

プロローグ

元々7月の三連休で金沢に行こうと思っていたんですよ。北陸行ったことないし、時期的にもちょうどいいかなと。いろいろ調べて、交通費が往復で3万弱、ホテル代2泊でトータル5万くらいかな~と予算も立てていました。

という時にふと台湾の飛行機代等を調べてみたら、なんと飛行機が往復で2万少々で行けることが判明。急遽プランを変更し台湾に行くことに。

つい数カ月前にも台湾にも行きましたし、台北は大体回ったことがあるので、今回はちょっと遠出して平渓線の旅に出ることにしました。台湾のローカル線です。

日本出国~台湾入国

今回利用したのはScoot航空。成田の第二ターミナルから出発です。LCCなので7kgの荷物制限があります。チェックインの荷物重量測定の際に、重量表示がされていなかった(俺が見落としていた?)ため、自分の荷物が具体的にどれくらいの重量だったのかはわからなかったのですが、重量検査は通りました。

所詮2泊分の荷物とはいえ、今回は三脚やらなんやら撮影道具も入れていたため、最悪重量オーバーを気にしていたのですが、無事で良かったです。

が、セルフで重さを図れる荷物計がチェックインカウンターのそばに置かれており、そこで自分の荷物を試しに図ってみたところ7.1kgを計測。微妙にオーバーしていたけど、チェックインカウンターの人が目をつぶってくれたのかな…。オーバーしたらしたで、手持ちのカバンに荷物を突っ込みますが。

飛行機は3時間ほどのフライト。なんとScoot航空は飛行機内のWi-Fiがあるんですね!課金制だったので使いませんでしたが。

11時55分成田発に乗り、現地時間14時半頃に到着しました。飛行機の中では事前にスマホに突っ込んでおいた黒澤明監督の『乱』を見て過ごしました。狂阿弥役のピーターがハマり役ですな。

そうこうして台湾の桃園空港に到着。まず荷物を置くためにホテルに向かいます。空港からは國光客運のバス(125元)で台北駅に到着。

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この吹き抜けいいですよね。いままで台北駅着いたらさっさと目的の路線に乗ってしまっていたので、いつか台北駅内もうろうろしてみたいです。
台北駅からMRTに乗り、すぐとなりの西門駅へ行きました。ホテルの最寄り駅です。

西門は日本で言う渋谷~原宿的な場所です。若い人たちであふれるし駅前にはよく分からん演説している人いるしエネルギッシュなところですね。街並みもまさに渋谷~原宿に似ています。

そうしてホテルに着きました。内装は清潔感あってデザイナーズマンション的なおしゃれ感あふれています。

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ロビーがこんな感じです。いいですね~。スタッフは日本語はできませんが、英語は大丈夫です。

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部屋はトイレが丸見えです。※カーテンを下ろせます。

ホテルとして数泊する分にはおしゃれで良いですが、劇的ビフォーアフタードリームハウスでやられたら依頼主が訴訟を起こすレベルの内装です。反対側からの写真を撮り忘れましたが、そこそこ広いです。8畳くらいあるかな?

迪化街

早速ホテルから出て街歩きです。問屋の聖地、迪化街に行きました。地下鉄を使って行っても良かったのですが、ホテルの位置からだと道路をまっすぐ走ったところに位置していたので、タクシーを捕まえて行きました。料金は100元くらいだったかな。

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 台北をだいたい回ったことあるとか言っておきながら迪化街は初めてです。乾物屋が立ち並び、漢方薬やらドライフルーツやらが所狭しと売られています。

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お目当ての品はカラスミ。高級食材なので、なかなか買えません。が、ここで買えば品質の高いカラスミが安く買える・・・!というわけで、様々な旅行ブログで取り上げられている永久號に行きました。

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台湾では"烏魚子"でカラスミのようです。鳥かとおもいきや烏。
ちなみに このお店18時で閉まってしまうのですが、この時すでに17時45分。お店に入るとほぼ店じまい状態になっていて、おっちゃんが冷蔵庫から4~5枚からすみを取り出してきました。(お昼ごろにいけば、店前にも色々と並べられているようです。)

自分用土産に1枚600元で購入。 日本円で2000円くらいでしょうか。日本でまともに買うと5~6000円はするので、非常にリーズナブルです。

お目当てのものは買ったので、あとは適当に街歩きです。

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迪化街の建物はレトロな建築様式になっていて、それもまた魅力の一つです。

寧夏夜市

そのまま歩いて寧夏夜市に向かいました。途中、なんかラピュタ感あふれるレンガ造りの建物(廃墟?)があったので、思わず写真を撮ってしまいました。

廃墟

そこからしばらく歩いたところにも、古びたアパートらしき廃墟が…

廃墟

廃墟っぽい建物、いいですな~。オンボロにロマンを感じます。廃墟好きに台湾は良いかもしれません。さすがに中に入るのは憚れますが、遠くから見るだけでもたまりません。
そうして10分ほど歩いて寧夏夜市に着きました。

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この時まだ18時すぎで、日が高いため、夜市という感じはしません。

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が、この人混み具合。とりあえず適当にこの一帯をぶらぶら。ちなみに一直線200~300mmくらい?屋台がずらりと並んで終了です。士林夜市みたいにあっちゃこっちゃにまでは行き渡っていません。

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しばらくふらふらしていたら日も暮れてきたので、近くのファミリーマートでビールを購入して適当な屋台に入りました。ちなみに屋台によっては座席に「持ち込み禁止!」的な貼り紙を貼っていたりもしたので、恐れをなして貼り紙が無い店に入りました。貼り紙を無視して飲み物持ち込んでる現地人もチラホラいましたが、君子危うきに近寄らず。

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入ったところはメニューに幾多の沙茶の文字が。沙茶がなんなのかわからなかったのですが、適当に沙茶牛肉と沙茶炒麺を注文しました。
※あとから調べてわかりましたが、沙茶という台湾の調味料のことのようです。

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どどん!やってきました沙茶牛肉!(まずそう)

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続いてやってきました沙茶炒麺!(もっとまずそう)

気になるお味ですが、なるほど、これが沙茶の味。文章で表すのは難しいですが、「あー台湾っぽいわー。台湾行くとこの味あるわー」という感じの味です。この表現だけでよくわからなかった人はぜひ台湾に行ってみてくださいとしか言いようがありません。行けばわかります。この店に行って沙茶料理を食べてみてください。

ちなみにうまいかまずいかと言われると、この屋台で食べた料理に限って言えばまz

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口直しにイカを買いました。塩で味付けして炭火で焼くのでこれは絶対に外しようがありません。仕上げにさっと一味唐辛子的なスパイスを降ってくれました。

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くぅ~~~~!ビール(2本目)との相性がたまんねぇぜ!異国の地で暑い中イカを食いながら飲むビールは格別です。

西門散策~ホテル

寧夏夜市を堪能したので、そろそろホテルに戻るのですが、ついでに夜の西門も散策です。

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こんな感じで夜でも賑やか。この時現地時間で20時くらいです。ユニクロや奥のほうにはKFCもありますね。ちなみに犬と書かれている看板は犬夜叉」の「犬」部分です。

ここいらでデザートが食べたくなったので、マンゴーかき氷が食べられる店へ。近くにあったということと店名に惹かれて入りました。ちなみに店名は「幸春三兄妹」。幸春が誰かは知らない。

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看板のメニューはなんだかよくわからなかったのですが、並んでる時に手持ちのメニューを渡されたので、それで注文しました。ノーマルな(?)マンゴーかき氷を注文。

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マンゴーかき氷略してマンかき!めちゃウマでした。相変わらず飯写真の下手さは気にしないでください。ほどよい甘さでしつこくないため、非常に食べやすいです。氷もふわふわです。

幸春三兄妹を堪能したあとは、適当におみやげを買ったりしながら西門をふらふら。
ここで"あの店"を見つけました。

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なんとらあめん花月嵐!!!!(最近知ったのですが、これって読みは「らあめんかげつ」なんですね・・・"嵐"は読まないのかよ・・・)
わざわざ台湾に来てまでこの店で食べようとは思いませんが、先ほど食った沙茶炒麺よりは100倍うまいこと間違いないでしょう。

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あと、適当に歩いていた中で気になった店がこれです。「秀秀の店ってなんだよwwww」と半分馬鹿にしていたのですがこれがなんとピアス屋でした。看板とか結構えげつない感じのピアス写真があって俺真っ青。(上記写真も拡大すれば分かると思います。)
そもそもこのあたりはタトゥーやらピアスやらの店が並んでいる一帯のようです。ちょっと近寄りがたいですな…。

そうこうして夜もいい時間になったので、近くのコンビニでビール(3本目)を買ってホテルに戻りました。

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帰り際にみかけたにゃんこが可愛かったので1枚。ネコは世界共通でかわいいですね。

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ホテル近くの交差点にて。有料の吸引力!何のことかさっぱりわかりません。むしろ中国語で書かれている「済州豆腐豆腐鍋之家 前進20歩」の方が言いたいこと伝わるように思うのですがこれは気のせいでしょうか。

有料の吸引力は気になりますが、夜も遅いのでこのままホテルに戻りました。ホテルに着いてからは晩酌をして就寝。翌日はローカル平渓線の旅です。