2019年の夏休み。さてどこに行こうか…昨年度はタイに行ったし、ヨーロッパの方まで足を伸ばすか、いや、ヨーロッパは高いかな、そんなことをワイワイ検討していたところ、ある候補地が出てきました。トルコです。
韓国経由でいい感じの乗り継ぎで、そこそこの値段で行けそうということもあり決定。ちょうど中田敦彦のYou Tube大学で色々世界史のことを知ってきたところで、トルコおよびイスタンブールの歴史的な重要性というのを認識していた頃でもあり、これは何が何でも行くしか無い!!
日程としては4泊6日でちょっと短めです。カッパドキア1日、イスタンブール2.5日、移動2.5日(乗り継ぎ待ち時間含む)という感じで行きました。
飛行機を2回乗り継いでカッパドキアへ
時間ロスをなるべくなくすために、初日の移動に飛行機を突っ込みました。
というわけで飛行機二回乗り継ぎです。
朝3時頃に起床し、早朝タクシーで羽田まで。前泊という手もありますが、前泊するとその分だけ着替えが必要だったりホテル代が必要になりますが、早朝タクシーであれば宿泊の準備が不要なのと、6000円くらいで行けるため、下手にホテル泊まるより安上がりです。複数人数であればなおさらです。
というわけで、初日はひたすら移動で、ギョレメの洞窟ホテルに着いたのは現地時間の23時~24時頃。時差も考慮すると24時間ほど移動していたでしょうか…むちゃくちゃ疲れました。
というわけでサクッと就寝です。
爆音のアザーンによる睡眠妨害
さて、カッパドキアといえば気球が有名ですが、これがかなり天候にシビアで少しでも風が強かったり視界が悪いと中止になってしまいます。こればかりは運です。という今回も運悪く、中止となってしまいました。ホテルの人は「ハハハ、また来ればいいのさ」と前向きです。また来るしかねぇ!
で、もし気球に乗るのであれば朝5時とかに起きる必要があったのですが、無事(?)中止になったことで、長旅の疲れを癒やすためにもゆっくり休めます。…とじっくり熟睡していたさなか、明け方未明に爆音でアザーンが!!!ここにきてさっそくイスラム教の洗礼です。
ただ、そうは言っても自分は結構爆音でも寝られる体質なので、アザーンをBGMにそのまま就寝。朝、目が覚めたのでちょっと部屋を出てみたところ、、、
うおおおお、到着した時は夜で何も見えなかったですが、こんな奇岩があったとは!!
テンションが上がってきたので、そのまま外に出て散歩をしました。適当に写真もパシャパシャ。
のどかで、ねこがいっぱいいて、とても良いところです。
あと、キジバトの鳴き声が日本のそれと異なっていました。
レッドツアー
さて、カッパドキアの定番コースとしてレッドツアー、グリーンツアー、ブルーツアーというのがあり、どれかのツアーに参加するというのが一般的となっております。今回はカッパドキアは1日の滞在だったので、レッドツアーのみに参加することに。
ホテルからシャトルバスでピックアップされ、他のホテルからの参加者も拾い集めていざ出発です。
まずはウチヒサル城。このお城自体もすごいのですが、高台から見下ろす景色も最高でした。
朝は曇っていましたが、青空も見えてきています。
ねこちゃんもいましたよ。
その次に訪れたのはギョレメ野外美術館。ここにはキリスト教の壁画があり、初期キリスト教の信者の営みが残っています。一番キレイな状態で保存されているエリアは有料かつ撮影禁止のため写真はありません。
その後にはラブバレーへ。ここは上から見ると谷の形がハート型らしいのですが、気球に乗れていないのでその実態は不明。
まぁ谷の形よりも岩の形のほうがいろいろ突っ込みたくなる気持ちはありますが…
そして次に来たところ、、、なんて場所だったか名前を忘れました。うーん、これがツアーの欠点というか、人任せにする分、名前とか場所をちゃんと把握できないんですよね…。やっぱり自力で調べて自力で行くに限る!また来る機会があれば車借りてみたいです。
そして帰りながらラクダ岩をみて、奇岩巡りは終了しました。
その後は陶芸の工場に行きました。
デモンストレーションと、よくありがちな「誰かやってみたい人いますか?」のやつです。誰も手を挙げていませんでしたが。
そしてそのあとは商品がずらりと並ぶショールームへ。あーこれ買わされるやつか?!買わないと帰らせてくれないやつか!?とビクビクしましたが、結論でいうと買わなくても大丈夫でした。(でも、今思うと1つくらい買っても良かったかな…)
そしてその後はマズイ昼飯を食べて終了。お腹が空いていたのでまずくてもついつい食べてしまいました。後悔しています。
高台からのカッパドキア
レッドツアーが終わり、お土産屋に行ったり喫茶店で一休みしたあと、なにやら景色が良い高台エリアがあるということで、そこまで行きました。ここがすごかったです。
しばらくカッパドキアの絶景に見とれていました。
自然の力はすごいなぁ
というわけでそろそろ夕方。ちょっと早いのですが、飛行機の時間の関係もあり、晩ごはんとしました。レストランの開店時間前でしたが、快く開けてくれました。Topdeck Caveというお店で、結構有名店らしいです。
やや暗めの店内で、各席は地べたに絨毯・座布団を敷いた上に座ります。
Efesビールで乾杯。酒が飲めるイスラム圏最高!
そして料理がメチャウマです。世界三大料理にトルコ料理が入っている理由がよくわかりました。これはうまい。羊肉が嫌いな自分ですが、ヨーグルトソースによりあの独特の臭みをいい感じに消し去ってくれています。こんなうまい料理があったとは…。あのマズイ昼飯は何だったんだ!!!!
というところで一日目が終了。このあとホテルから空港に向かい、夜の便でイスタンブールへ。たった一日の滞在でしたが、なんというか旅行者がのんびりするのにカッパドキアは最高の場所でした。また行きたい。