一生旅行生活してえ

旅行とか写真とか。たまには自己研鑽。一生旅行生活してえ。

2020年6月12日の気になったニュース(アフターコロナのアパレル覇者はユニクロになるのか)

時間をかけて書こうと思っていた記事が諸事情により頓挫しそうな予感。ちょっと書き方の方針を変えるか…。

とりあえず今日は以下のニュースを挙げる。

ZARAが1200店閉店 コロナが迫る勝ち組の変革

www.nikkei.com

コロナのせいでアパレル業界が厳しいのは、もう火を見るよりも明らかであろう。ロックダウンや緊急事態宣言に伴う自粛に加えて、試着をしたり、店員が声掛けをしたりする売り方のため、消毒をしたり3密を回避するような運営が非常に難しい。先日、休みの日にH&Mに行ったが全く賑わいがなく、試着室も1つおきの間隔での利用であるにもかかわらずガラガラであった。

状況がだいぶ落ち着いてきた今であっても、潜在的にはコロナのリスクがあるため、今まで通りの接客や店舗運営というわけにはいかないだろう。そうなると頼みの綱はオンラインとなる。ただ、これもやはりある程度予想がつく通り、服のオンライン販売というのはどうしても難易度が高い。個人的には以下の課題があると考えている。

  1. サイズ感がわからない(試着ができない)
  2. 材質・色合いなどが伝わらない
  3. ファストファッションブランドだと入れ替わりが激しい

1は言うまでもないだろう。昨今、試着して合わなければ返送可能ということをしているアパレルのEコマースもあるようだが、店で5分~10分で済む試着を、わざわざ家で商品を開封して合わなければ送り返すという手間を惜しんでまでフィッティングをしたいかと言われると疑問だ。おしゃれな人はそこまでこだわるだろうが、自分のように一般的な人間はそこまでするくらいなら・・・と思ってしまうだろう。

2についてもこれまた言うまでもないだろう。服において材質というのはかなり重要なポイントである。同じ色であっても材質が違えば、例えば保温性・保湿性・伸縮性のような機能面でも全然異なるし、綿・羊毛・その他合成素材系によって質感、高級感も変わってくる。いくら撮影機材が進化しスマホやPCの画面解像度が上がっているとは言え、やはりこのレベルのニュアンスを画面越しに伝えるのはまだ難しいだろう。

3については特に今回閉店したZARAのようなファストファッションにおいて難しい問題だろう。ファストファッションの強みはその名の通り流通に乗せるまでのリードタイムを短縮して、即流行に合わせた服を提供できることだ。一般的に数ヶ月はかかるといわれている服の企画から製造、納品において、数週間で店頭にまで並べられるスピード感をもっているため、流行に敏感に反応できる。しかし、これがeコマースだと、そのたびにネット上で表示する画像の切り替えや販売情報の入力が発生し、事務負担が増えてしまう。結果、価格にも転嫁されてしまうことになるだろう。

以上の1~3を考えるとやはりユニクロは強い。ユニクロECサイトは全体の11%ほどの売上でこれを30%まで伸ばしたいということだが、これがてきるのもユニクロならではだろう。サイズ感はある程度ユニクロ内で統一されているからなんとなくあたりはつくし、色合いもシンプルなものが多いのでそこまで外してしまうことはないだろうし、ファストファッションどころかむしろスローファッション・長く定着する服を目指している戦略を考えると入れ替わりの激しさも抑えられる。

かつてユニクロと言えば、安かろう悪かろうというイメージであった。そのあとは安かろう・インナーにはいいけどアウターはかっこ悪かろう、というように、材質に対する評価は高まったが、アウター着るにはかっこ悪いイメージがあった。しかし、今ではそのシンプルさゆえアウターであっても悪目立ちせず、デザインも洗練されてきたと思う。(自分はファッショントレンドやおしゃれには疎い人間なので偉そうなことは言えないが…完全に棚を上げての発言である。。)

先日、大手のレナウン民事再生し、百貨店や店舗をベースにした販売が完全に陰に入ってきている。アフターコロナを見据えた新たなアパレル戦略が問われる時代になってきた。