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【2020年】6月25日:オリンパスデジカメ事業売却、NTTがNECに出資

このアウトプット活動をしばらく続けていけそうではあるのだが、他方で、惰性というか、うさぎ跳びのような状態になってしまいそうな気もしてきた。まぁとりあえずは半年くらい(~11月くらい)まではやってみよう。その間に、長文の解説記事とかも投稿してければいいかな。

オリンパス、デジカメなど映像事業をファンドに売却

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オリンパスが映像事業を投資ファンドに売却した。改めて3月決算の資料を見てみると、稼ぎ頭である内視鏡事業が売上4,257億円、利益1,094億円に対して、映像事業は売上436億円、利益は▲104億円と、その差は売上でおよそ10分の1、利益については赤字である。コロナの影響も相まって、苦しい状況に立たされている。この状況ともなると、オリンパスとしては映像事業は正直お荷物になってしまっているだろう。事実、このニュースをうけてオリンパスの株価は上がっているようだ。株主は厳しいが正直である。

オリンパスデジタルカメラは、なんといってもマイクロフォーサーズのシステムを浸透させた貢献が大きい。フルサイズ規格だとどうしてもカメラ本体およびレンズが重くなり価格もその分高くなるし、かといってコンデジ搭載レベルの小さいセンサーでは物足りない。マイクロフォーサーズはその間をうまく突いた規格だろう。スマホカメラから本格的に始めたい人、特に重たい機材を運ぶのが大変な女性には手頃で扱いやすいし、ある程度本格的にやりたい人にも十分使える性能である。個人的にはオリンパスの出す少々彩度高めの色が苦手なので、試写でしか扱ったことはないが、その高い評判はいろんなところで耳にする。

今回、投資ファンドに売却したといっても、オリンパスのカメラブランドは一定の強さがあるので、完全に無くなるということは無いはずで、引き続きそのブランドは売却先で残り続けるだろう。もちろん、経営方針は変わるので、今後どう変わっていくは全く不透明だが。今までのカメラ会社のカーブアウトの歴史は詳しくないが、投資ファンドに買収されるパターンは珍しいかもしれない。そういえば、ドラマ「ハゲタカ」においてカメラ企業だったかレンズ企業をバイアウトした回があったなぁ…。

 

 NEC、5G挽回に「電電ファミリー」の絆頼み 

www.nikkei.com

NTTがNECに5Gを利用拡大に向けて600億円を出資したことがニュースになった。5Gはすでに日本でも開始しているはずなのだが、結局今どこまで進んでいて今後どうなるのか、全然話を聞かない。エンドユーザー向けの実運用はまだまだ先ということなのだろうか。。。そうこうしているうちに中国では5G化がどんどん進んでいき、日本は確実に遅れを取っている状況となっている。

この状況を打破し、日本においてリーディングカンパニーとして推進していくに当たり、NTTとNECがタッグを組むようだ。ソフト面(規格・ネットワーク設計)はNTT、ハード面(ものづくり技術)でNECと協業して、5Gの通信網を拡大するインフラを整備していくのだろう。これによってNTTはNECの株式の5%を握り少数株主になるということで、かなり経営にも影響を与えられるようになる。シナジー効果を生み出してより先進的な日本の未来を創り出して欲しい。

自分は5Gについて正直きちんと調べたことがあるわけではないので、「めっちゃ通信速度が速い」くらいしか理解できていない。適当な本でも読んで、具体的にどういう技術が生み出されると期待されるのか、また、5Gを浸透させるためには何が必要なのか、そういうことは情報として仕入れておかねば…。3G→4Gの進化も確かに速くはなったのだが、SNSを使ったり、調べ物をする程度であれば正直3Gでもやりくりはできる。動画を見るのであれば、結局通信量節約のため自宅の回線を使うことになるので、正直4Gとしての恩恵はそこまで受けていないのかもしれない。(実際は意識しない範囲で恩恵受けているのだろうが。) これが5Gになるとどれほど変わるのか、非常に楽しみである。