一生旅行生活してえ

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【2020年】6月29日:7月1日からディズニー再開、ドルスワップ協定が結べない新興国は破綻するのか?

ちょっとこれからについて色々自分の計画を考えてみた。資格試験とか、その他プライベートなことも含めて。うーん、ちょっと詰め込みすぎたかな。。。まぁこの日々更新は半年継続目標にやれる範囲で適度に続けていこう。

 

 

7月1日、東京ディズニーが再開

www.nikkei.com

とうとう東京ディズニーリゾートが7月1日から再開する。いつから閉鎖していたかもう忘れてしまったが、記憶をたどる限り3~4ヶ月くらい?はずっと閉鎖していたであろう。当然再開にあたって求められるのは3密の回避策である。

世界的にはまず上海ディズニーランドが開園し、そのあと実は6月18日から香港ディズニーランドも開園していたということだ。ただ、事前予約制で一定の人数制限はかかっている模様。まぁそりゃそうだよね。東京ディズニーリゾートも時間をずらしたチケットの販売や、キャラクターと触れ合うようなグリーティングは自粛ということで、コロナの状況で仕方ないとは言え、制限された中で楽しむしかないようだ。ただ、この時間制限チケットなんかは別にコロナに限らず、時間帯による集客コントロールなんなら閑散期と繁忙期とかで変動的に価格を設定するような方法に繋げても良いかもしれない。もともと15時以降はチケットが幾分か安くなるが、それをもっと流動的にしてより効率よく収益を計上するための一種のテストとしてこの期間を利用するというのも手だろう。

もちろん、オリエンタルランド社がそこまでやるかは不明である。USJなんかはチケットの価格変動性に加えて、ファストパス相当のチケットも有料化したりと、過去からそういうことをやっているが、ディズニーも同じような戦略を取るのは従来のファンからは白い目で見られてしまうかもしれない…。いずれにせよ、まずは安全に楽しいエンターテイメントを提供してもらうことに注力してもらい、コロナが落ち着き次第、あの賑わいを取り戻してもらいたいものである。

 

新興国 ドル不足の試練

www.nikkei.com

コロナで株価が急暴落して経済混乱が起きた時、日銀の政策として、各国の中央銀行と協業してドルの融通をし合うことを表明した。詳細はやはりこの資料。

https://www.boj.or.jp/announcements/release_2020/k200316b.pdf

米ドル資金については、本日、日本銀行は、カナダ銀行イングランド銀行欧州中央銀行、米国連邦準備制度およびスイス国民銀行と協調して、資金供給オペについて、貸付金利を 0.25%引き下げるとともに、これまでの1週間物に加え、3か月物を週次で実施することを公表した。これにより、米ドル資金の流動性供給にも万全を期す方針である。

というわけで、日本を始めとして、上記の中央銀行の属する国々はドル資金を確保できるよう協力しあってこの困難を乗り切ろうとしている。しかし、問題はこういった協定が無い新興国達である。国家間との友好関係だったり、力関係により、通貨スワップ協定が結べないことで、自由にドルを融通することができない。

とくに新興国の場合、有力な輸出産業がなかったりすると、外貨獲得手段は観光頼みとなってしまうが、もはや周知の通りコロナ禍で観光客が来れない状況になってしまったため、海外からの外貨獲得手段が限られてします。このようにして新興国における各国の中央銀行保有する外貨準備高は減少する中、この記事によるとトルコにおいては民間の銀行からドルを吸い上げているということだ。そこまでしてなんとかドルを確保しているという状況のため、ドル建ての債券なんか発行していた場合にはデフォルトも覚悟しないといけない。恐ろしい状況である。

こういう状況を思うと、この現代世界において経済力はそのまま国力となり、そして国民の生活の安定や人権保障にまでつながってくるということを痛感する。日本という国はなんだかんだでまだまだ経済大国と言える位置にいるため、こういった危機的状況においてもなんとかやっていけている。ニュースを見ても、「今日の感染者数はXX人!」みたいなのばかりが注目され、「日本が破綻しかけている!」とか「コロナにより職を失い餓死者が多発している!」というレベルの話まではさすがに聞かない。諸外国でもこのレベルの話になっているような国は限られているだろうが…。

リーマンショックで散々学んだであろう教訓が、こういう時に活かされ、経済混乱を最小限に抑える。今回のコロナにおいても、いろいろと教訓が生まれるはずで、そこから新しい規制や法律が生まれてくるのだろう。