一生旅行生活してえ

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【2020年】8月5日:レバノンのベイルートで大爆発

コロナで時間と金が余っている状況なので、歯科矯正なるものを受けてみようと思う。数年単位で時間がかかるので、矯正が終わる頃にはコロナも終わっていることであろう…。

 

 

ベイルートで巨大な爆発 死者78人、負傷4000人近く

www.nikkei.com

なんか、とんでもないことが起こっていた。動画を見てみたが、その威力は凄まじく、原爆投下のときもこんな感じで爆発が起きたのかと思ってしまった。思えば明日8月6日は広島の原爆投下の日である。昨今の中東事情を追っていないが、特にテロ組織などでの犯行表明は出ていないということで偶発的な事故の可能性も高い。

レバノンといえば、特にここ最近で言えば国債のデフォルトが発生したり、カルロス・ゴーンが逃げ込んだりと、何かと良い印象は抱かない国であるが、首都ベイルートはリゾート地として栄え、それはそれは美しい街、らしい。行ったことは無いので実態は不明である。

また、レバノン第一次世界大戦後のサイクス・ピコ協定により中東エリアがフランスとイギリスで割譲され、そのうちフランス領となったシリアからさらに分離された国となる。レバノンではキリスト教マロン派という、原始キリスト教に近い宗派が多く存在し、イスラム教と半々くらいの割合となっている。そのため中東エリアでありながらキリスト教の多い珍しい国になっている、というよりもフランス領の統治時代にキリスト教の人たちが多いエリアをレバノンとして分離させたわけだが。ちなみにカルロス・ゴーンキリスト教マロン派に所属する。なんなら、イエスが喋っていたと言われているアラム語レバノンでも現役の言語である。

議会においても宗教と政治のバランスを保つために、主要なポストはキリスト教イスラム教(シーア派スンナ派)で分かち合うような仕組みにしている。日本だと政教分離というのがごく普通のことだという認識があるが、このあたりの地域ではむしろ政教は一体である。というか、歴史的に見れば世界的にも政治と宗教は密接な関係がある時期の方が長い。

現在、朝8時時点でこの記事を書いているが、本件についてはこのあとも続報が入ってくるであろう。入り次第追記をしようと思う。

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18時になったが、 少なくとも事件性があるなしということに関する情報はまだ出ていないようだ。被害者の人数等がある程度わかり始めたようだが、これと言って目新しい情報はなく、現場は相当混乱しているのだろう。(ゴーンの自宅も被害を受けたようだが…。)

爆発現場となった倉庫には爆薬の原料にもなる硝酸アンモニウムが推定で2750トン保管されていたと言われているが、これがどういう原因で爆発したのか、というのもまだわからないであろう。

本件については今後もニュースに取り上げられるのは間違いないと思われる。引き続きネタがあれば取り上げていきたいと思う。