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【2020年】8月7日:トヨタが黒字を確保できているわけ、コロナで不動産はどうなっていくのか?

今週は長い1週間であった。さて、今日が終われば三連休である。何をしようか…。

 

 

トヨタ、コロナ下で底力 大手総崩れの中で黒字確保

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トヨタの第一Qの決算によると1,588億円の黒字を計上し、他の大手自動車メーカーが軒並み赤字を出している中で黒字を確保した。気になったので決算短信を見てみたところ…

営業利益:+139億円

当期利益:+1,588億円

 おいおい、特別利益でどんだけ稼いでいるんだよ

いや、確かにこのコロナの状況下において、営業利益で黒字を確保しているだけでも十分すごい。軽く自動車業界の他者の決算短信を見てみたが、やはりどこも売上が立たないので営業利益の時点で大赤字の計上がザラである。自動車業界ともなると固定費がどうしてもかさむので、損益分岐点売上高はシビアになってしまう。コロナ禍においてはどこの会社も売上高でいうとざっくり半分であった。そんな中、かろうじて営業利益を確保できているのは、これこそがトヨタの"カイゼン"の賜物なのだろうか。

が、それ以上に気になったのは金融事業に関する売上、そして「その他金融収益」の勘定科目である。この「その他金融収益」なるものの実態はよくわからないが、おそらく保有している有価証券に対する受け取り利息や受け取り配当であろう。自動車の販売はどうしてもコロナの影響で下がってしまうが、金融事業に関する売上は前年比でほぼ変わらずで、そして特別利益として計上しているその他金融収益で+1,140億円ほどに達している。つまり営業利益で1,000億円規模の赤字になっても、まだ当期利益としては黒字を確保できる余力があるということだ。過去5年分ほどの、この金融収益を追ってみたが、当初500億円規模だったのが、今や1,000億円規模まで達している。なんか、もはや投資会社のようにも思える。

 

オフィス空室率、上げ幅最大

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これこそまさにコロナによるパラダイムシフトの1つなのであろう。世界的な金利の引き下げで金余りのこの状況において、まずは株価が続伸している状況であるわけだが、そのあとに来るのが不動産となるのが、今までの布石というか、歴史ではそのようにしてバブルが生まれてきた。が、コロナによりテレワークが当たり前、リモートが当たり前となった状況において、オフィスの利用率向上の望みは薄い。そのため、今後、不動産への資金流入が起こるかが難しいところであろう。

と、単純に考えてしまえば、テレワーク普及に伴いオフィス不要とるため、不動産価格の上昇には影響しないとも思えるのだが、他方で3密を避ける施策を取ろうとするとオフィスにしろ施設にしろ家にしろその分だけ広い面積が求められるようになり、そのような作りになっている不動産に対する投資が高まるのだろうか。また、リモートという意味では地方エリアの不動産にも影響が出てくるかもしれない。まぁこの手の話は1年2年で変わるものではなく5年10年で変わっていくものなので先を見通すのはなかなか難しいのだが…。

なお、Google東証REIT指数を見てみると、見事なL字型。

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株式はV字のように戻ってきている中、不動産はまだまだ寂しい状況だ。ただ、こうして5年分でみるとコロナ前の1年間くらいが少々加熱していた感もあるが…。基本的に不動産は株式に対して遅行して動いていくので、今後伸びていくことになるのかもしれないが、株式とは違いREITがコロナ前の水準まで戻るのは、黄色信号なのかもしれない。