一生旅行生活してえ

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【2020年】8月19日:米国でESG投資が逆風?

喉の痛みは扁桃腺炎であった。薬を処方してもらい、だいぶ楽になったが、体調が良いとは言えないので今日も控えめ。冷房も控えめにしていこう。

 

 

www.nikkei.com

 

トランプ政権にてESG投資を控えるような方向に動いているようだ。直接的にESG投資をやるなというわけではなく、「ESGファンドを採用する際、ESG重視でない他のファンドと運用収益やリスクを比較・評価し、モニタリングも含めて文書に残すことなどを求めた。」ということで、要はESG投資の妥当性をきちんと証明せいということだ。これだけだと一見大したことが無さそうにも見えるのだが、ESG投資という特性を考えると、これを証明するのは非常にハードルが高いだろう。

まず大前提としてESG投資においては、超長期的な経済の発展を見据えているため、1年2年程度の短期的な収益率や運用成績で高い成果を上げることを目的としていない。そのため、単純に年次での数値的なパフォーマンスの比較をすると他のアクティブファンドや、それどころかそこらへんのインデックスファンドにも負ける可能性がある。かといって数十年単位での評価となると、その頃にはもう資産運用どころかみんな年金を受け取っている年齢になってしまうだろう。

また、ESG投資における各観点(Environment、Social、Governance)どれをとっても、定量化しづらい観点であり、その数値的根拠を求めるのが難しい。まだEnvironmentについては、CO2や有害物質の排出量をX%以下にするとかそういった観点で語れるが、SocialやGovernanceなんてのは、どういう基準でどういう定量的目標を掲げるかというのが非常に曖昧だ。当然これらに対する格付けを行うにあたっても、その評価軸を定めるのは非常に難しいだろう。

そのため、ESG投資というのはもやは理念・理想に近いものがあり、そういった意味では実利・現世利益を追求するような考えであればESG投資というのはありがたくない。特にエネルギー業界は既得権益を侵食されることになるので反発はどうしても強くなるだろう。アメリカの年金運用におけるESG推進はどうなっていくのか、特に11月の大統領選挙でバイデン(民主党)が勝利した場合、やっぱりESG推進しますという話になるのだろうか?行く末が気になるニュースであった。