一生旅行生活してえ

最近は主に資格取得関連のメモとか勉強法とかを整理

34歳会社員 久しぶりの海外旅行1日目~台湾に戻ってきたけど台湾は戻ってきてない件~

 元々このブログは自分の旅行記を書き留めておく目的で作ったものでした。それに伴い「一生旅行生活してえ」というしょーもないブログ名にしたわけですが、それがなんかあれやこれやで資格勉強について整理する目的として使い始めてからというものの、今度はその話題が主流に。そうこうしているうちに34歳になってしまいました…。

きっかけは間違いなくコロナで、これによって旅行がいけなくなり、空いた時間を自己研鑽に費やした結果こうなってしまった感じです。自己研鑽自体は良いことだと思いますが、そうは言っても旅行することも自分の人生の一部。これはこれで大事にしていきたい活動です。

さて、そんなコロナ禍において、国内旅行はちょくちょくしていました。結局ほとんどブログには書いてないのですが、泊まりがけレベルの旅行でいうとざっと以下のようです。

  1. 2020年2月:九州(鹿児島・宮崎・大分・福岡) 2泊3日
  2. 2020年7月:和歌山・大阪 3泊4日
  3. 2020年8月:仙台 1泊2日
  4. 2020年8月:千葉 1泊2日
  5. 2020年9月:京都・滋賀 2泊3日
  6. 2021年7月:山梨 1泊2日
  7. 2021年8月:栃木 1泊2日
  8. 2021年10月:奈良 2泊3日
  9. 2022年3月:京都・大阪 2泊3日
  10. 2022年4月:神戸・大阪 2泊3日
  11. 2022年7月:鹿児島 2泊3日
  12. 2022年8月:北海道 3泊4日
  13. 2022年9月:北海道 3泊4日 ※帰省兼ねる

上記のほか、日帰り旅行もたまにあったり、GOTOキャンペーンやらを利用して都内のちょっと良いホテルに泊まったりもしていますがそれらは旅行としては除外しています。こうして改めて振り返るとまぁまぁ旅行しているなぁという感じですね。ちなみに自分は「良いと思ったところは何度でも行く」という旅行スタイルなので、行くところは結構偏っています。例えば京都なんかは通算で10回以上行っている上に、毎回行く所もそんなに代わり映えしないという…。

コロナ禍において、もちろんこれはこれで楽しい旅行だったのですが、世間的にもコロナ熱が冷めてきたと思うので、そろそろ海外旅行もしたい思いが出てきました。というわけで今回、久しぶりの海外旅行をすることとしました。時は2023年2月。

プロローグ

久しぶりの海外旅行に行くにあたってまずどこに行くかを決めていくわけですが、真っ先に台湾が候補に上がりました。台湾はすでに5回行っていますが、先述の通り「良いと思ったところは何度でも行く」という旅行スタイルなので全く気にしていません。むしろ3年行けてないことで台湾が恋しくなってきました。

ただ、せっかくなので台湾だけではなく他の国も回りたいところ。長期休暇は1週間取れるので、台湾のついでにベトナムを次なる目的地としました。ベトナムを選んだ理由としては、飛行機が異常に安かったからです。他にもシンガポールやマレーシア、タイなどの東南アジアを候補としていたのですが、LCCのベドジェットエアを利用することで東京~ハノイ往復でも4万円弱という破格の価格。東京~広島間の新幹線料金と変わりません。ちなみに、時期の問題なのかわからないのですが、台湾の往復の飛行機がLCCでもまぁまぁ高くなっており、台湾往復に対して、東京→台湾→ハノイ→東京と経由する料金があまり変わらないという状況でした。だったらハノイまで行っちゃおうということです。

行き先が決まったので、確認しなければならないのはパスポートの有効期限。自分のパスポートは2013/8に取得したため、有効期限は2023/8。2023/2の旅行だとギリギリ半年残っていることなりますが、さすがにギリギリすぎて怖いので新しく取得しなおしました。前回取得時から本籍を変えているため、戸籍抄本を役所から取り寄せたりして地味に苦労しましたが…。

そして飛行機やホテルを一通り抑えていざ当日を迎えます。ちなみに飛行機の値段は荷物料金の加算等の追加料金を払ってもトータルで一人当たり7万円。内訳としては羽田→台北で25,000円、高雄→ハノイで18,000円、ハノイ→成田で27,000円という感じです。もし荷物を限界まで軽くして7kg以内に抑えられるならばもっと安くできます。さすがに今回は6泊7日なのでそれは無理でしたが…。

ガラガラの桃園空港

さて、まずは朝一の便で羽田から台北の桃園空港へ飛び立ちます。5:55発の早朝便であったため、タクシーを手配して空港までの送迎をしてもらいました。以前は深夜料金込みで6,600円だったのですが、今は7,700円に値上がり。昨今の事情を鑑みると仕方がないですね…。ただ、前泊するよりは安く済む&前泊するための用意が不要&空港までの移動が楽になるという意味では早朝タクシーはとても便利です。成田発ではさすがに高すぎるので使えませんが。

そうして午前4時過ぎに羽田空港に到着し、そのまま出発手続きを済ませて旅立ちます。さらば日本!

そうして3時間半ほど飛行機に乗り、無事桃園空港に到着しました。

が、全然人がいない…。

到着した後入国審査をするかと思いますが、かつてはそこで長蛇の列ができて、時には30分くらい待たされたことがある人も多いかと思います。ところが今や列どころか人が全然いません。数人とかそういうレベルです。そのため待つなんてことは無く、速攻で入国審査終了。(余談ですが、台湾入国において指紋認証するやつ、いつもやり直しになるんですよね…)

ところで台湾において"入国"という単語がふさわしいのかは不明ですが、そのあたりの政治的な問題までは持ち込みたくないので、便宜上、ここでは入国としておきます。(入境という方が正しいか?)

入国したらやることは金の用意です。日本から現金もある程度持っていきましたが、あんまり大金を持ち歩きたくないということもあり、ここ最近での海外旅行は全てキャッシングでお金をおろしていました。今回も例に漏れずクレジットカードでの海外キャッシングで5,000元ほど(日本円で2万円ほど)をおろしました。キャッシング便利なのですが最大の欠点は細かいお金で崩しておろせないこと。中には細かく崩してくれるATMもあるのですが、大抵はそんな細やかな対応はしてくれず、一番でかい札で出てくる始末。というわけで1,000元札が5枚出てきました。

お金もおろしたのでMRTに乗って台北駅まで移動します。過去に購入した悠遊カードを持ってきたのでこれにチャージです。台北の料金水準を鑑みればとりあえず300元くらいチャージしておけばいいかな~と思っていたのですが、チャージする精算機が日本のSUICAPASMOチャージと異なり、入金した紙幣ベースでしかチャージができない仕様となっていました。つまり、1,000元入金して300元分だけチャージということができません。泣く泣く1,000元を丸々チャージ。余ってもいいのさ。いずれまた来ることになるから…。

ちなみにこの日は日本が全国的に寒波が来ておりかなり寒い時期でした。台北もそれなりに寒かったものの、日中は薄手のコードを羽織っていれば大丈夫かなという程度でした。

四海豆漿大王

MRTに乗ってまずは台北駅へ向かいます。そこで一旦荷物をロッカーに預け、そこから市内観光へと向かいます。台北駅も人が少ないです。以下、コインロッカーのエリアですが、こんな感じでガラガラ…

このコインロッカーエリアがコロナ前どんだけ人がいたかは不明ですが、とは言え台北の他の場所においても、こんな感じでガラーンとしているのは珍しくない状況でした。

荷物を置いた後は朝昼兼用でご飯を食べに行きます。台北駅と中山駅の中間あたりにある四海豆漿大王で豆漿を食べます。

中はいかにも!って感じの地元の食堂って感じで最高です。これでいいのです。

豆漿です。あたたい豆乳+しょっぱい系の味+豆腐(麩)という感じで、朝ごはんにちょうどよいです。絶品!!という感じのグルメではなくB級感ありますが、落ち着く味です。

焼餅的なやつです。焼いた豚肉と卵を包んだパンみたいな感じで、これも素朴な味で美味かったです!お店の場所は以下のとおりです。

朝ごはんを食べた後はそのまま中山駅近くのデパート(誠品生活)に入り、おしゃれな雑貨屋で買物です。

ちょっとしたレトロな小物やトートバッグなどが売られておりました。日本にも日本橋にあるようで、今後機会があれば行ってみようと思います。

誠品生活日本橋

誰もいない台北101

そのあとは淡水線に乗って台北101まで行きました。台北101は3回目となります。台北101自体ももちろん好きなのですが、中に入っている綺麗珊瑚のさまざまな彫刻とかを見るのが好きなんですよね。

この日は天気が悪く、景色はそこまで期待していませんでしたが、まぁそれは過去にも行ったことあるからいいかなと。わいわい賑わっている感じや、綺麗珊瑚の展示物が見れれば良いのです。

綺麗珊瑚

なのですが、台北101に全然人がいない…。

写真を撮り忘れてしまいましたが、具体的にはさきほどの台北駅のコインロッカーくらいの人しかいませんでした。数人とかそういうレベルです。確かにこの日は平日ですし、それなりに寒かったというのはありますが、それにしても人がいなすぎる…。

そして極めつけは、綺麗珊瑚の展示が無くなっている!展示フロアは閉鎖され、下りのエレベーターの導線しか残ってない状態でした。なんのために台北101に来たんだ…。

というわけで帰りがけに台北101の写真を撮って終了。天気についてはこの写真の通り、曇りでどんよりしている感じでした。

東門市場~永康街

続いてMRTで数駅隣の東門エリアへ。ここで東門市場をふらついて永康街に行こうと思いました。永康街は2019年の台湾旅行で初めて行った場所だったのですが、おしゃれで活気があって楽しかった記憶があります。

まずは東門市場。The市場って感じがあっていいですね~~~と言いたいのですが、やはりここも全然人がいない。店も閉まっている。単に行った時間が悪かっただけかもしれませんが、なんかそれ以上に寂しさを感じました。

そして市場を抜けてそのまま永康街に行きました。

が、永康街も全然人がいない・・・

もちろん通行人とか何人かはいたり、お店に人が何人か並んでいたりするのですが、なんというか、活気が無く、やはり寂しい印象を受けました。

ちなみにこの店は骨董品屋です。

人がいない永康街でしたが、色々歩きまわって疲れたので、お茶を買ってしばし休憩。かつては夜まで人がにぎわっていて、台湾のガヤガヤさと妙なおしゃれさがあいまった不思議な空間だったのですが、こうも賑わってないと寂しいものか。

そのままトボトボと歩いて駅まで戻りました。

宿泊場所

永康街を回ったあとは台北駅で荷物を取り、ホテルへ向かいました。

台北では圓山大飯店に宿泊しました。豪華な見た目ですが、安い部屋であれば1泊1万円程度で宿泊可能です。微妙に中心部から離れているためか案外安いです。

圓山大飯店 (grand-hotel.org)

エントランスはこんな感じで、それなりに賑わっていました。

前回泊まった時は何でか知りませんが部屋を勝手にグレードアップしてくれましたが、そんな都合いいことは続かず、今回は予約した通りの一番グレードが低い部屋に。

狭めで窓もありませんが、普通に泊まるのであれば十分です。

欣葉

ホテルで少し休んだ後に夕食へ。 

中山駅の新光三越に入っている欣葉に行きました。ここでカニおこわを食べます。

欣葉台菜 | 欣葉國際餐飲集團

ちなみに名物かにおこわの値段は1,080元…日本円にして4,000円ほどです。なかなかいい値段します…。ガイドブックなど少し古い情報だと850元と書かれていたりするのですが、物価高になっていますねぇ~。

かにおこわは写真撮る前に小分けされてしまいました。まいっか。カニおこわ自体は美味しいは美味しいのですが、カニそのものの旨さはご飯の方に行ってしまって、カニそのものは味がほとんどしません。1,080元で食べるには正直割高かなぁ~。

その他、レバーの炒めものやあさりのスープも頼みました。このレバーがうまかった!カニおこわよりこっち頼んだほうがいいかも。

行った店の地図は以下のとおりです。

全然人がいない士林夜市

レバーの炒め物を堪能したあとは、猫カフェならぬ猫ビアバー?の店が近くにあるため、そこまで歩いたのですが…なぜかオープンの時間になってもやっていない!SNSを見ても臨時休業というような記載は見当たらなかったのですが…。

というわけで、猫ビアバーを諦めて士林夜市に行きました。士林夜市といえばあのガヤガヤ感…あのカオスな空間…あれを楽しむために行くようなもんです。が、近づくに連れて募っていく不安…

やはり、士林夜市も全然人がいない…。

シャッターが閉まっているお店も多いです。人も全然いません。確かにこのエリアは特に少なすぎる場所をあえて写したというのはありますが、それにしても賑わっているエリアでも数人~10数人が行き交う程度です。
そして、そのまま地下の美食街にも行ってみました。が、なんだか嫌な予感しかしません…。

人もいないし店もやってない。

ある程度賑わっている店であっても席が埋まっているのはせいぜい半分強程度。間違いなく活気はありませんでした。

ちなみにこれは少し前ですが2016年に台湾に行ったときの士林夜市地下美食街の写真。やっぱり活気が全然違いますね。

というわけでしょんぼりしながら士林夜市を後にしました。ここまで人がいないとは思わなかった。ちなみに、昼はそこそこ暖かったものの、夜のこの時間(19時~20時頃)になる頃には普通に寒かったです。具体的には横浜での冬の格好をしてちょうどよいというくらいでした。気温で言えば10度切るくらい?う~ん、寒かったから人が少なかったのかなぁ…。

ちなみにこれは帰り際に見つけてしまった怪しい店。一体何の店なんでしょうかね~~~???

最後に50嵐でタピオカミルクティーを買ってホテルへ戻りました。50嵐は台北のいたるところにありますが、今回行ったのはこの場所です。

というわけで、台北ショボーンとしており、初日からかなり残念な感じとなってしまい、ちょっと旅に対して不安を覚えましたが、もう来てしまった以上仕方ありません。

ちなみに台北は外に出てもほとんどの人がマスクをしていました。今の日本なら「まぁ外ならマスク外してもいっしょw」という感じも若干見受けられますが、そんな雰囲気を一切感じません。また、日本も渋谷や新宿などそれなりに人が集まるところは、観光客は少ないにせよ、それなりに活気はあるかと思いますが、台北はそういった活気すら感じませんでした。まだまだ台北が平常に戻るには時間がかかりそうです…。

1日目はこれで終了です。2日目は一気に新幹線で台南へと下ります。

以下、2日目です。

s-tkmt.hatenablog.com