一生旅行生活してえ

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34歳会社員 久しぶりの海外旅行5日目~悠久のハロン湾~

5日目突入。ここまでガッツリ海外旅行したのはかなり久しぶりです。

4日目は以下参照。

s-tkmt.hatenablog.com

 

アンバサダークルーズ

前日は夜遅くに到着したため、そのままホテルで就寝していました。そして翌日。この日はハロン湾ツアーに参加します。アンバサダークルーズというクルーズ船で、1泊2日で船の上で過ごすツアーとなっております。

Ambassador Cruise - Vietnam's Largest Luxury Cruise

ハロン湾については、事前に色々調べると「がっかりした」という声が一定数見受けられました。ただ、その意見をみるとおおよそ以下のような感じ…

  1. 天気が良くなかった
  2. 海がそんなに綺麗じゃなかった
  3. 人が多すぎた
  4. 市内からハロン湾まで遠すぎた

何に価値を置くかは人それぞれですが、口コミをみると的はずれなレビューも多いこと…。

まず1について、こればかりは運なので仕方が無いでしょう。これについて「がっかりした」というのは、ハロン湾の魅力そのものについての評価としてお門違いにもほどがあります。

2についても何を期待していたのかはわかりませんが、レビューの文章を見る限りどうやら沖縄のような透き通った南国の海を想像していた模様です。そもそもハロン湾の自然の売りポイントはそこではなく、大自然が生み出した数々奇岩たちです。これでいちゃもんつけるのは、単に自分が勉強不足であることを露呈しているにすぎません。

ちなみにハロン湾の海の色は青というよりは緑色系の色でした。ただ、汚くて緑色になっているというより、そういう海の色という感じです。これは後ほどの写真にて。

3については、ハロン湾の海に人がわんさかいるわけではなく、上陸する島やビュースポットに人だかりがいる感じです。この様子についても後ほど写真にて。これについてはがっかりというか、マイナスな感情を抱くのはまぁ理解できますが、個人的にはそこまで気にならないポイントです。

4は数年前から高速道路が開通し、それにより移動時間は短縮されたようです。今回そのルートで移動しましたが、2時間程度で着きましたし、新しい道路のため車がガタガタ揺れることもなく快適に移動ができました。したがって、これも今となってはそこまでマイナスポイントにはならないでしょう。

他方で、ハロン湾が良かった!と言っている人に共通していた点がありました。それは、泊まりがけのクルーズに参加しているということでした。都会の喧騒から離れてハロン湾の上でゆっくりと過ごし、心の底からハロン湾を満喫する…日帰りクルーズだとハロン湾にいられるのはせいぜい3~4時間程度。今回参加してみて思いましたが、ハロン湾を満喫するには3~4時間では全然足りません。

つまり何を言いたいのかというと、存分に満喫するにはそれなりに時間とお金をかける必要がありそう、ということです。というわけで、今回泊まりがけのクルーズに参戦することとなりました。

ホテルまでシャトルバスで迎えに来てくれるので、これに乗りあとは寝てれば到着します。2時間くらいバスに揺られていると、途中で休憩がてら真珠の養殖をしている土産屋で降ろされるのですが、当然真珠なんぞ買うつもりは無いので、適当にふらついて終了。

バスがハロン湾に近づくにつれ、周りの景色も少しづつ奇岩が目に入っていきます。海の上に島としてあるだけではなく、陸にも奇岩がそびえ立ったりしていました。船着き場に近づくにつれ、目下ビルやらホテルやら遊園地っぽいのやらをガンガン開発している様子が見られました。これからもベトナムの一大観光地として今でも整備しまくっている状況のようです。ただ、とりあえず箱物いっぱい作ってますという感じで、観光客がハロン湾に求めているのはそういうところじゃないんだけどなぁ…という感じで、少なくとも日本人や欧米人のような洗練された国の人には響かないんじゃないかな…。中国人や地元ベトナム人向けなのかなぁ。

そしてアンバサダークルーズの事務所に到着し、手続きを済ませて、出発までしばらく待ちます。待合室には韓国人、中国人、インド人、西欧系の人、等々いろんな人種がいました。日本人は自分たちを除くと1人しかいませんでしたが。

そして船着き場に到着!wktkが止まりません!いざ乗船です!

ハロン湾

船に乗ったらまずはイントロダクションとして、いろんな説明を受けます。ベトナム語と英語で説明されるのですが、英語力が衰えまくった自分は2~3割くらいしか聞き取れませんでした。まぁそれでもなんとかなります。

スタッフの紹介にあたっては、すげーしょぼい踊りを見せられるという茶番もあったりと、とても行き先に不安を感じましたがいまさら引き下がれません。一通りの説明が終わった後は部屋に入ります。

船から見える景色はこんな感じで、ひたすら奇岩+海という風景がずーっと続きます。天気もそれなりに良かったので、景色を見続けても全然飽きることがありませんでした。

これが部屋の中です。窓からは一面のハロン湾でかなり開放的です。なお、ガラスは遮光ガラス?になっており、外からは中が見えないようになっています。その分だけ、部屋から見える景色は若干暗く見えてしまいます。

船の中においては、レストランフロアなど共用スペースにおいてWi-fiが入る…のですが電波が微妙で不安定でした。かえってローミングで携帯電波捕まえたほうが良いくらいです。こんな海の上でも携帯電波が入るのが驚きでしたが。

ちなみに部屋から外に出ることができ、このように寝そべることができるソファっぽいのもあります。ただし、季節柄これを使うにはちょっと寒かったので、3分だけ寝転べって終了です。気温はだいたい20度程度なのですが、風がそれなりにあるので、長袖じゃないと普通に寒いレベルでした。夏だったらもっと良かっただろうな~。

ちなみにこれがクルーズのプランです。アクティビティが結構目白押しとなっておりますが、部屋でゆっくりしたければ無理に参加しなくても大丈夫です。

そして飯の時間。ハロン湾を見ながら飲むビールがうまい!!ハノイビールです。

真珠屋とカヤック

昼食後はまず最初のアクティビティとして、真珠屋兼カヤック乗り場にて真珠売り場をさまようか、カヤックに乗るかを体験できます。カヤックは別料金がかかるのですが、今回申し込んだ時にカヤック料金がフリーのプランだったので、タダカヤックに乗りました。

カヤックに乗りながら写真取るのは結構しんどかったです。ただでさえ不安定な船の上で、フルサイズの重たいカメラを構えて手ブレしないようにするには、なかなかの体幹が必要となります。バランス崩して海に落ちてしまったら、救命胴衣があってもカメラは死んでしまいます。命よりカメラ。ちなみにこの上の写真はカヤックに乗りながらカヤック乗り場を写したものとなります。

カヤックでは結構遠くの沖まで行くことができたのですが、パドルを漕ぐのが結構しんどいのと、あまりむちゃしてカメラを水没させたくなかったので近場で済ませました。

その後は戻りの時間まで真珠屋に入って買いもしない真珠を眺めたり、建物の屋上まで行って景色を眺めたりしていました。

我々の船だけではなく、いろんなクルーズ船がきております。どの船も行くところはだいたい決まっているようですね。

TITOP島(読めない)

さてカヤックの次はTITOP島というところに行きます。多分そのままティトップ島という読みでいいはず…。ここは高台からの眺めが良いところのようなので、ひたすら山登りするのですが…

こんな感じで上り・下りが満員状態!ノーマスク!もはやコロナとか密とか忘れ去られている世界です。この人の多さをかきわけて頂上を目指します。

頂上からの眺めです。頂上までは100mくらいの高さということで、20~30分くらいでたどり着けたと思います。ハロン湾、奇岩、そして様々なクルーズ船。

こちらは反対側を向いたときの景色です。そろそろ日が落ちてきそうな時間となっており、逆光ではあるもの、これはこれできれいな景色でした。

ちなみにこの島は海岸がビーチになっており、西欧人達は泳いでいました。いくらベトナムという南国でそれなりに温かいといっても、外気温は20度程度。我々日本人の感覚で言えば泳ぐような気温ではありません。ましてや水温はもっと低いでしょう。西欧人の海に対する熱意は違うな…。

夕焼けのハロン湾

TITOP島から戻る頃にはだいぶ夕日が沈んできました。船から見える夕日がこれまた綺麗でした!

日帰りクルーズではこれを見ることができません。宿泊付きクルーズにして本当に良かったです。

そして夕日を見ながら、ゆっくり船のデッキで酒を飲むことができます。(このとき飲んだ酒はカルーアウォッカのカクテルであんまり美味しくはなかった。)至福のひとときですね~。

そんなことをしていると、どこからともなくおばちゃんがやってきて、飲み物やらお菓子やらを売りに来ます。どっから来たんだマジで…。

そして日が落ちてあたりはだんだん暗くなっていきました。そろそろ夕食の時間です。

333ビール!ベトナムビールといえばこれです。読みはバーバーバーらしい。

夕食はベトナムは一切関係ない感じのシャレオツなフランス料理的なやつでした。これはイベリコ豚のなんちゃら的なやつだったような。

ちなみに隣りには西欧系女子2人組が座っていたのですが、2人ともベジタリアンとのことでとてもうまそうに草を食ってました。

夕食後は、アクティビティとしてイカ釣りができたりするようなのですが、カヤック漕いだり山登りしたりで疲れ切ったのと、翌日朝からアクティビティがあるので、早めに就寝。

夜中には船の操縦の関係なのかなにか荷物を動かしているのかわかりませんが、時折轟音が鳴り響いて何度か起こされました。こりゃ★マイナス1ですな!

というわけで5日目が終了。ハロン湾クルーズは明日で終了です。

6日目は以下です。

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