6日目突入。ハロン湾からのスタートです。
5日目は以下参照。
ASAYAKE
朝6時くらいからデッキの上で太極拳を経験できるアクティビティがあったのですが、さすがにそれはいいかなということで部屋で爆睡。太極拳といえば中国のイメージでしたが、ベトナムでも盛んなんですかね。さすがはかつての小中華。
朝起きて外に出てみるときれいな朝焼けがみれました。
昨日は夕焼け今日は朝焼け。泊まりがけだからこそ味わえる景色ですね~。ケチって日帰りクルーズにしなくて良かったです。
HANG SUNG SOT洞窟(読めない)
さて、続いて洞窟探検です。ちなみに朝7時半とかそういうレベルです。
洞窟の入り口が山の上のほうなので、そこまで頑張って登っていきます。
上から見える景色も良いですね。しばらく登ったら洞窟の入り口へといざなわれます。
この洞窟がとにかくでかいです!写真だとなんかわかったようなわからないような感じですが、ずっと奥まで続いており、一通りぐるっと回るのに30~40分はかかります。色々写真は撮ったのですが、いかんせん暗いためになかなかうまく撮れず…。
この洞窟自体は沖の方にあるため、ハノイからの日帰りクルーズでは寄れないらしいです。ハロン湾近くのホテルから出発する日帰りクルーズか、泊まりがけクルーズで、それなりに時間がないと行けない模様。とてもいい場所でした。
そして洞窟から出て帰路につきます。アクティビティとしてはこれで終了で、あとは各部屋ごとにチェックアウト。酒代やオプション料金などを個別に支払った後はレストランフロアで船着き場に着くまで待機です。この間で各部屋のルームクリーニングなどを行っており、次に乗ってくる人への準備をしているようです。
こうしてアンバサダークルーズの事務所に戻ってきました。このあとはまた行きと同じようにシャトルバスに乗って旧市街へと帰ります。渡されたタグを見ると、バスの到着予定時刻まで40分ほど時間がありました。ちょうどお昼時だったので、近くのレストランで軽く腹ごしらえをすることに。
ボッタクリ飯屋
40分時間があるとは言え、決して長くは無いので、サクッと事務所のすぐ隣のレストランに入りました。
海の町らしく、こんな感じで生け簀があり、そこから新鮮な?魚介類を取り出して料理してくれます。メニューを見る限り、観光地価格ということで高い感じは正直ありましたが、まぁそこは仕方がありません。そんなに食べるつもりもないので、最低限のものだけ頼みます。とりあえず、貝の香草焼きっぽいものとチャーハンをオーダー。
まず貝が来ました。普通にうまい!
そして続いてチャハーン。これも無難にうまいな~と思っていたのですが、ここでクルーズのスタッフが慌ててやってきました。なんとバスがもう着いてしまったようです。予定より15分くらい早い時間でした。当然チャーハンは食いきれてなかったので持ち帰り用のパックに詰めてもらって急いで会計…なのですが、貝もチャーハンも1つずつ頼んだつもりが2人前の料金に!(実際量も多かったので少し怪しい予感はしていたのですが…)
ですが、文句を言おうにもすでにバスが来ているのでさっさと撤退しなければなりません。泣く泣く2人前の料金を払ってバスへと駆け込みました。(どっちみち食っちゃったから文句言っても金は返してもらえないでしょうが…。)
ちなみに料金は合計で500,000ドンです!500,000ドンと言われてもピンと来ないと思いますが、日本円にして約2500円!観光地価格は覚悟していたものの×2は覚悟してなかった。これだから民度の低い国は!!!ちなみに所持金がちょうど500,000ドンだったので、これにて無一文になりました。
このボッタクリ店の場所はここです。
多くの人はこの地図見せられても…って感じだとは思いますが、もし今後ハロン湾に行く場合、ここには絶対に行ってはいけない!!Google評価は★2.0!口コミ1件だけだったから大丈夫かなと思っていましたが、こりゃ★2.0というのは納得です。
※飯の味自体は美味しかったので、高い金を払うことに躊躇しない人にはオススメします。
ぼったくられた後は行きと同じシャトルバスに乗って、旧市街へ帰ります。ただ、この日泊まるホテルは旧市街ではなく、そこから少し離れた所なので、旧市街で降ろされてからはGrabで移動しました。
ちなみに今回Grabを初めて使ったのですが、めちゃくちゃ便利ですねこれ…。もちろん、Uber含めてこのアプリの存在自体は以前から知ってはいたのですが、米国に行ったことがないのでUberの恩恵を受けたことがなく、Grabについても流行りだしたと思われる2018年頃にタイには行きましたが、タイはそれなりに地下鉄が発達しているのでほとんど流しのタクシー使わず…。そしてここ3年はコロナということで、この手のアプリを使う機会に恵まれていませんでした。
事前にルートが取り決められるので料金は明朗会計。メーター制じゃないので回転率を上げるためにもドライバーとしてはなるべく早く移動せざるをえない(=回り道とかで稼ぐようなことはしない)。客から評価もされるので、明らかにマナーに反するような変なこともできない。なんなら到着が遅れそうな場合は電話してきてくれます。ベトナム語なので何言っているかはわかりませんが…。
というわけで、料金だけで言えば通常のタクシーより割高ですが、流しで変なタクシー捕まえてしまうリスクを鑑みれば全然問題ありません。
こりゃ流行る理由がよくわかります。日本や台湾のようにデフォルトの民度が高い国であればこういう仕組みがなくてもきちんと回ると思いますが、悪徳ドライバーが多い国において一定の規律を持たせるには法律などで縛らずとも、経済合理性をもたせれば自然と規律も整ってくる、そういったことを感じました。
加えて感動したのはUIでした。日本で初期設定した時は英語でやっていたのですが、現地で使うに当たっては位置情報から勝手にベトナム語で表示されてしまい、はっきりいって何書いているか全くわからなかったのですが、なぜか使えてしまうというユーザビリティ。本業システム屋としてこういったシステムに携わってみたいものです。まぁ、UIがクソ使いづらい金融システムもそれはそれで味がありますが(ありません)。
インターコンチネンタルホテル
この日がこの旅行で最後に泊まる日となります。最終日はパーッといいところに泊まろうということで、InterContinental Hà Nội Westlakeを予約しました。
高級ホテルといえば高級ホテルではありますが、ここはベトナム価格ということもあり、それなりにリーズナブルに予約できました。一泊2万3千円くらいです。
ホテルの部屋まではこいつに乗って移動です。
で、ホテルの部屋っていうのがこのコテージみたいなやつで、湖の上にあります。
地図で見るとこんな感じになっています。中心にSunset Barというシャレオツなバーがあってそこから放射線状にコテージの区画があります。
部屋はこんな感じとなっていて結構いいじゃんってパッと見は思うのですが、細かい作りはベトナムクオリティだったりもします。値段相応といえば値段相応ということなのでしょうが、とはいえ、自分には十分すぎます。
そしてなんといっても一番素晴らしいのはこれでした!USBポートが6つもある!
ベトナムのコンセントは日本のあの形でも一応挿せ無くはないのですが、形状的にどうしても安定せず、ちょっと動かすと外れてしまったりました。ただ、USBポートであれば世界共通!この規格を作ってくれた先人に感謝です。
そしてベランダに出ればこのように湖の景色が広がるという素敵な部屋でした。ここで外の景色を見ながら持ち帰ったボッタクリチャーハンを食って腹ごしらえです。
旧市街
ボッタクリチャーハンを食った後は旧市街散策です。Grabで旧市街中心部の市場(Đồng Xuân Market)まで連れてってもらいます。
市場の中は東南アジアでよくあるような感じの作り。もっとじっくり中を回りたかったですが、旧市街は回るところが色々あるので、ささっと一回りして終了です。
ちなみに旧市街含めてベトナムはもう完全に日常に戻っており、基本的にマスクをしていないし、観光客めっちゃいるし(特に欧米系)、お店も普通にやっている感じです。
マスクについていうと、もはやマスクをしているのは中国・韓国系の観光客くらいです。バイクに乗ってる人も排気ガスを吸わないようにマスクしてますが…いわゆる医療用マスクでいうと、そんな感じでした。日本人観光客もちらほらいましたが、誰もマスクはしていませんでした。反マスク!
途中で見かけた猫です。長毛で暑くないのか心配になりますが、かわいいですね~~~。
その後しばらく旧市街を歩いて、Bach Ma Templeへ到着です。多分漢字だと白馬寺ってことなんだと思います。
多分これが御本尊的な白馬。詳細な由来とか歴史は知りません。
ベトナムは中国の影響も強く受けているので、この手のお寺とか歴史的建造物になると漢字もよく見かけました。静粛!
あとは適当スナップ。人力車も楽しそうですね。自分は利用しませんでしたが、観光気分に浸るには、多少割高でもよいからこういうのも1回くらい乗ってみたいです。ただし、ボッタクリは勘弁。
印象的なタイガービールの看板。大阪の道頓堀にあるかに道楽や、新世界にあるづぼらやを彷彿とさせます。ちょうどこのあたりが飲み屋街となっており、夜になると店の前にプラスチックの椅子が並べられて観光客が押し寄せます。
全然話は逸れますが、ここにいたるまでハノイの電波は微妙で、インターネット接続が常に不安定でした。今回はWi-Fiや現地SIMは買わずに海外ローミングで接続していたのですが、そんな重たい処理をしているわけでもないのに繋がったり繋がらなかったり…。今回は諸事情によりローミングにしたのですが、今後は現地SIMのほうが良いのかなぁ。
そうしてしばらく南下しているとホアンキエム湖の入り口付近に着きました。日本で言う渋谷の交差点的な感じで、人でごった返していました。この写真は広角側で撮ったのでいうほど人が多い感じに見えませんが…。
ホアンキエム湖の中にそびえ立つゴックソン寺院に入ります。これは写真の通り、人であふれかえっていました。やはり人の多さを演出するなら望遠側で圧縮するべきですね。
寺にいた猫。いろんな観光客からちょっかいかけられていました。
間近で見る湖はゴミがあったりして汚かったですが、遠景で見る分にはそんなの関係ありません。ちょうど時間帯的にも夕方となっており、日差しが差し込んでキラキラしているのが綺麗でした。
そして、この日は日曜日だったためか、ホアンキエム湖周辺が歩行者天国となっており、そこでは子どもたちがおもちゃの車で爆走しておりました。普通にこれ乗ってみてぇ…。ベトナムの運転技術がこうやって叩き込まれるわけですね。
ちなみに危なくないようにこの車は遠隔でリモコン操作も可能なようで、親がきちんと制御しておりました。
さて、結構歩き回って疲れたので、アイスクリームを食べます。ここが有名な店らしいです。読みはケムチャンティエン?TRANGはチャンと読むようです。
確か35,000ドンだったと思います。日本円にして180円くらい?COM味なるものを頼んだのですが、正直人工的な甘さを感じて美味しくはなかったです…。普通にバニラとかにすればよかったか…。(ちなみにCOMは米の意味らしい。)
お店自体はいい店だと思うので、COM味以外をぜひ頼んでみてください。
その後はシャレオツなチョコレート屋に行きお土産を買うなど。普通にいい感じのチョコレートでまあまあな値段がしました。この板チョコは日本円換算で750円くらい。ボッタクリではなく、正規の値段です。
夜の旧市街
そうこうしているうちに夜が老けてきました。歩いて飲み屋街の方へ向かいます。
こんな感じで旧市街エリアは道端に椅子が並べられて、多くの人がそこに座って食事をしたり酒を飲んだりしていました。もしかすると日曜日だったから人が多かったというのもあるかもしれません。
そしてタイガービールの看板まで戻りました。夜になると雰囲気が出てますね~。タイガービール自体はシンガポールの会社のようです。ベトナムは333やハノイビール、サイゴンビールなどあるので、ビールの競争が激しそうです。ちなみにビールは安いのでいくらでも飲めます。
そして飲み屋街エリアはこんな感じでずらっーっと椅子が並べられています。とりあえず適当に空いてそうな店に入りました。
選んだのはタイガービール。でかい看板広告に釣られました。あのオブジェを見てしまったら頼まざるをえない…。
つまみに頼んだイカフライ。ですが、これがまずかった!イカフライにまずいなんてあるのかよwと思うかもしれませんが、多分冷凍期間が長かったのか、解凍してしばらく放置されていたのかわかりませんが、イカ本体が中途半端にふにゃふにゃしていて味も微妙でした。
あと、このエリアの価格帯は観光地価格となっておりやや高め。昼のボッタクリに比べればマシですが、安さを求めて行くところではないでしょう。ベトナムのガヤガヤした雰囲気を味わうには最高です。
お店の地図ですが、このエリアは店の入れ替えが激しいのかGoogle Mapsにはありませんでした。その代わりすぐ向かいにあった店を紹介します。
うーん、印象的な緑色の葉っぱ。「PRIVATE SECOND FLOOR」で一体何が行われるのでしょうかね~~~~?
ちょうどT字路のあたりのお店でした。
酒を飲んだ後はシメにバインミーを食いに行きます。途中、ナイトマーケットが開かれていましたが閑散としていました。まぁあえてここでなにか買おうとは思わないかな…。
バインミー25。結構有名な店らしく、人だかりができていました。写真右側に写っている男性店員が名物店員?のようで、オーダー・接客はこの人が中心になってさばいていました。
ちょっと離れて写真を撮るとこんな感じ。常に10~20人くらいが店の周りにいて注文をしている状況で、いい感じに繁盛しているようです。
これがバインミー25のバインミーです。40Kドンなので200円くらいでしょうか。リーズナブルでうまい!
グーグルマップの場所が正しくないような…旧市街エリアは全然区画整備がされていないためか、うまくグーグルマップと整合してないようです。おおよそのエリアとしては上記で合っていますが、実際は少しずれています。
一通り旧市街を楽しんだのでホテルに戻ります。最後にSUNSETバーで一杯。
この時、外の気温はおそらく15度くらい?だったので、少し風が吹くと普通に寒かったです。外で飲むには寒すぎるので、1杯飲んでさっさと撤収しました。
いよいよ次の日でこの旅が最終日です。あっという間だな~。
最終日は以下から。