G検定に受かりましたので、手短ですが振り返ろうと思います。
受験のきっかけ
2024年1月、中小企業診断士試験に無事合格し、次に何を取ろうか考えておりました。さすがに中小企業診断士ほどのキツイ資格はしばらくいいかな、、、というのと、本業であるIT系の知見も忘れないようにしたいという思いから、お手軽かつ流行りであるG検定を受けることとしました。
参考書・サイト
参考書
参考書については以下の2冊を買いました。ただ、どちらも中古で旧版を買ってしまうという失態を犯しました。が、本質的な部分や重要な箇所はおそらく新旧で変わらないだろうと考え、特に買い直しはしませんでした。
問題集は2~3週ほど回し、それを受けてテキストを読み返しました。ただ、テキストの後半の8章以降は内容がマニアックすぎたので、適当に読み飛ばしていました。
参考サイト
調べ物をするにあたって色んなサイトを参考にしましたが、特に一番見たのは以下でした。
【AI・機械学習用語集】486語すべて図解&確認テストつき※G検定完全対応 – zero to one
ページの読み込みが遅いのがネックでしたが、簡潔に用語が整理されており、G検定レベルの知識を抑えるのにちょうど良かったと思います。
模擬テストとしては以下のサイトを活用しました。2~3回ほど解いています。
また、各種用語や概念を叩き込むために、自分なりにブログにまとめました。必要に応じて加筆したり、電車で読み返すことでインプットをしていきました。
経過
1月
受験しようと申し込み。勉強時間の目安は30~50時間ほどということなので、3月試験をターゲットとして進めることとしました。
まず用語が色々とちんぷんかんぷんであったため、問題集で問題を解きつつ、不明な用語・概念を都度調べてブログにまとめていました。今まで各種情報処理技術者試験など受けてきたため、ある程度分かるかなと思っていたものの、想像以上に知らない単語の嵐でした。
きちんと数学的な裏付け含めて理解しないと腑に落ちない性格であるため、その観点まで踏まえて理解しようと務めましたが、G検定で合格する上ではそこまでの知識は全くいらないです。
2月
問題集+不明用語の整理を引き続きやりつつ、2月下旬頃に模試を受けてみました。模試は模試で問題集とは異なる傾向があり、初回では6割弱程度の得点率。模試で間違ったことを中心にブログの加筆・追記を行っていきました。過去問が公開されてない試験はこういう時地味につらいですね…。
3月
試験が3/9(土)と上旬であったため、3月はもう最終確認くらいです。問題集や模試の誤ったところを中心に復習し、ブログをざっと読み返して試験を受けました。
勉強時間としては以下の通り、30時間ちょいでした。電車でブログを読み返したり、ちょっとした調べ物をする時間などは含めてないので、それらも含めれば35時間程度かと思います。
試験
自宅で受験しました。この試験において、自宅で受験するにあたっては監視されたりしません。そのため、カンペを見ることが事実上OKの試験となっています。というわけで、整理した用語集やグーグル大先生をスタンバイさせ、わからない問題は都度調べまくりました。うーん、まぁルール上ダメなことはしていないのですが、ちょっと背徳感はあり…。
ちなみに過去にビジネス実務法務検定2級を受けたときも自宅受験だったのですが、こちらはWebカメラで監視されるシステムで、さらにPC画面も共有されるためGoogle検索などもできないものでした。まぁこれはこれで人件費やらなんやらかかりますし、事前にカンペを作ること自体が勉強にもなることと、検索スキル含めて評価するということにすれば、これはこれで妥当と言えるか…。
結果
以下の通り無事合格しました。法律・倫理・社会問題分野が怪しいですが、受かればOKです。
受かったのはまぁいいのですが、深いところまで理解するというよりは概念と用語を押さえればテストは通るレベルなので、正直そこまで勉強のしがいはありませんでした。かといってE資格取るほどゴリゴリのエンジニア志向ではないので、この程度で抑えておこうと思います。