一生旅行生活してえ

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35歳会社員 香港マカオ旅行2日目~100万ドルの霧~

香港マカオ旅行2日目です。1日目の旅行記は以下参照。

s-tkmt.hatenablog.com

この日はマカオから香港に移動します。

 

ガラガラのフェリーターミナル

朝起きると前日の大雨が嘘のように晴れ渡っていました。実はつい1週間前はお隣の香港で歴史的な洪水が発生していたので結構心配していたのですが、なんとか1日で雨が過ぎ去ってくれてよかったです。靴も翌朝にはなんとか乾いており、普通に行動ができそうな感じでした。

朝食はホテルの1Fにあるパン屋さんで豚まんと飲み物を買いました。

見た目は微妙ですが味は最高です。本場の豚まんはうまい!これもそれなりに高かったですが…。お財布には辛いです。

そして、朝はホテル近くのエリアを散歩しました。

マカオはこんな感じの原色を使ったネオンがギラギラしていて最高です。昭和感というか、ちょっとしたレトロ感もします。かつての日本もこういったネオンが輝いていたのでしょうが、今は良くも悪くも洗練されてしまっており、なんだか寂しさを感じます。日本においてある意味今一番ネオンが光り輝いている場所は歌舞伎町タワーでしょう。

さて、そんな感じで軽く散歩したらホテルをチェックアウトして、バスに乗ってフェリーターミナルへと向かいます。帰りも行きと同じように高速バスを使って香港まで行ってもいいのですが、せっかくの機会ということで船で移動します。船だと直接香港島へと行けますしね。

というわけでフェリーターミナルに着いたのですが、見ての通りガラガラ。バスによって格安で香港・マカオへ行けるようになってから、フェリーの需要は明らかに減ったようです。それにしてもこんなにガラガラとは…。ちなみにこの時の時間は11時くらいなので、特別朝早すぎるというわけでもありません。

待合室も全く人がいません。数年前に行ったときはこの待合室に人が溢れかえっていたのですが、まったくそんな気配もありません。曜日とかタイミングの問題もあるかもしれませんが、それにしても寂れている印象でした。

フェリーのチケットを購入して、15分後のフェリーの乗船。マカオから上環のフェリーターミナル行きの船に乗りました。フェリーの中ではFree Wi-Fiが使えたのですが、これがまた絶妙な遅さ。使えないよりはマシですし、海の上だから仕方ないですが…。

香港到着

船に乗ることおよそ1時間少々、上環フェリーターミナルへ到着しました。フェリーの中は冷房が効いていて、というか冷房が効きすぎて寒いくらいでした。南国特有の過剰冷房サービスです。

フェリーターミナルからはそのままMTR上環駅が繋がっているので、地下鉄に乗ってとりあえずホテルのある湾仔駅まで向かいました。ここで、2016年に使ったオクトパスが有効期限切れになっていたので、駅員に行って再有効化してもらいました。どうやら1,000日すぎると有効期限切れになってしまうようです。残り50HKD(約900円)ほど残っていたためこのまま捨てずに済んでよかったです。

また、ここで香港でのeSIMを有効化しました。今回、事前に日本でeSIMを購入し現地で有効化して使う方式でやったのですが、香港ではうまくアクティベートができず危うくネットが使えなくなりそうという自体に見舞われました。というのも、香港においては所定のサイトで実名認証なる特定の登録作業をしてアクティベートしないと通信がブロックされてしまうという状況となっているようです。マカオではその制限が無かったので普通に使えたのですが、香港に入ってからその対応を実施して、なんとか苦戦しながらも有効化しました。

今回eSIMは以下のkkdayで購入しました。

【10%off】香港/マカオ データ無制限 eSIM

https://www.kkday.com/ja/product/121636

先日の韓国旅行でもeSIMを使ったのですが、もはや物理的なWifi端末やSIMカードは要りませんね。Wifi端末はいちいち物理端末をレンタルしたり充電したりしないといけないし、SIMカードは小さくて無くしそうになるので、eSIMで十分です。今後の海外旅行も全てeSIM利用していくことになりそうです。

WHARNEY HOTEL

さて、ホテルに到着したので荷物を置いてチェックインしました。15時前でしたが部屋が空いていたので早めに入れさせてもらえました。

泊まったのはこのホテルです。普通のビジネスホテル的な感じで、それなりに新しく綺麗で良いホテルでした。

さて、ちょうど昼時でもあったので、ホテルに荷物を置いて昼飯としました。ホテル近くにあった食堂に入りました。

24時間やっているという地元の食堂です。店内に鳥の丸焼き的なものが吊るされていて中華感満載です。ここで焼豚飯的な料理を頼みました。

こんな感じで、この店名物の焼いた肉をご飯に乗っけてタレがかかっている感じのシンプルな飯です。想像通りといえば想像通りですが普通に庶民的でうまい飯という感じでした。また、若干細長くパラパラした米でしたが、これはこれで合いますね。

ちなみにこれで55HKD(約1,000円)します。うーん、うまいけど1,000円かぁ~。せめて数年前と同じレートであれば日本円で720円くらいなのですが…。こういう時に円安は辛い。

雲隠れの尖沙咀

妙に高い飯を食ったあとには尖沙咀(チムサーチョイ)へと向かいます。香港における一番の繁華街エリアです。地下鉄に乗って尖沙咀駅で下車。

奥に見えるビルは、香港で一番賑わっている通り、ネイザンロード沿いにある名物ビルのチョンキンマンションです。中はインド人で溢れかえっている怪しい安宿となっているのですが、両替レートがめちゃくちゃ良いことで有名です。両替するならここ!

ところで、ネイザンロードを歩いていると街ゆく人々は国際色豊かです。欧米系の人はもちろん、日本人観光客もチラホラいました。思えばマカオは中華系の人ばかりで日本人含めた外国人をほとんど見ませんでした。カジノは大陸需要なんでしょうかねぇ。ちなみに写真を見て分かる通り、結局この日も雨が降っていました。

アベニュー・ オブ・スターズから見る名物の香港のビル群です。天気はちょっと微妙ですが、いつ来てもいいですねここは。ブルース・リー像は移設されて端っこの方に追いやられてしまったようですが、過去に見たことあるのでわざわざそっちの方までは行きませんでした。

さて、アベニュー・ オブ・スターズの終点にはK11 MUSEAというショッピングモールがありました。どうやら2019年にできた商業施設のようなので、過去に自分が行ったときにはまだ無かった施設となります。

中に入ると銀座SIXのような吹き抜けとなっており、超おしゃれな施設となっていました。ただ、元々ここをきちんと回るつもりは無かったということもあり、館内を隈なく散策はせず、そのまま地下鉄の尖東駅に向かいました。

幻のSuperdry

K11はサラッとスルーして向かった先は旺角東駅。尖沙咀駅から2駅ほど

お目当てはMOKOというショッピングモールです。それなりに大きくて立派な商業施設ですが、とはいえ普通の観光においてあえて行くところかというとちょっと微妙です。

今回あえてここを目指したのは、Superdryの香港支店があるためです。グーグル・マップや公式サイトに載っている住所はなんと嘘で、色々調べたところここにあるということがわかったため、わざわざ訪れたという次第です。

マカオでのSuperdryの品揃えに絶望した中、結局ブランドの戦略が変わってしまった以上香港においてもほしいものがあるかかなり期待は薄かったものの、せっかくなので行くだけ行ってみることにしたわけですが…それらしき店が見当たらない

フロア案内のタッチパネルがあったため、そこで"Superdry"とかS行の店舗を探してみたのですが無い!どうやらここも閉業してしまっていたようです。営業中と書いていた公式サイトはマジFuck!!!!

All Superdry Stores in Kowloon Hong Kong SAR China | Superdry

悲しいかな、エスカレーターにだけその残骸が残っていました。

金魚街~女人街

Superdryチャンスを外してしまった頃には日が落ちてきたので夜の香港を歩きます。旺角エリアには個人的に大好きな金魚街(ペットショップが立ち並ぶエリア)があります。

にゃんこ~~~。かわいいですがデカい!日本だとある程度成長してしまったら売りものにはならないので、ならないので…どうなるんでしょうかねぇ??

金魚街という名前の通り、このように袋に入った金魚や熱帯魚がどこかしこに売られています。なんかお祭りの縁日みたいですね。日が落ちた時間帯ということもあって、電球の光を反射してちょっと綺麗ですね。中に入っていくと水槽に入った熱帯魚などが売られていたりもしています。

さて、ここいらで晩ごはんです。點點心(点点心)という点心屋で、それなりに人気のある店のようです。入ったら店内はほぼ満席。並ばずに入れましたが、出るときには10人くらいの待ちができていました。

ここではエビ小籠包的なやつなど、オーソドックスな蒸し物を頼みました。そこまですごくお腹が空いているわけでもなかったので、軽めの食事としました。

これは見た目が豚のカスタードまんです。なんか目の位置がズレている気がしますが、まぁ気にしてはいけません。

チェックを済ませてそのまま女人街を散策しました。名前は女人とありますが、特に女性モノの何かが売られているというわけでもなく、よくあるアジア系のマーケットです。

特に何か買うものがあるわけでもないので、適当に10分くらい散策して終了。それよりも目についた物が…

これは凄いインパクトだ…

あまりちゃんとわかっていないですが、ポケモンをパロったなんらかの劇でしょうか?

シンフォニー・オブ・ライツ

さて、そうこうしているうちに良い時間になってきました。20時から始まるシンフォニー・オブ・ライツを見たいがために、尖沙咀へと戻ります。実は過去に2回行ったことある香港ですが、シンフォニー・オブ・ライツは見たことがありませんでした。

1回目のときは特にこれを見ようと思った計画を建ててなかったのでそのままスルー。2回目は見ようと思ったのですが、直前まで飯を食ってて時間に間に合わずという苦い思い出です。ちなみに2回目は翌日にビクトリア・ピークから見下ろす形でシンフォニー・オブ・ライツを見たといえば見たのですが、これ自体は香港島の対岸から見る前提のものなので、山頂から見ても「なんかライトが出てんなぁ」というだけで、普通の夜景見ているのと大して変わりませんでした。

という感じで今回こそは3度目の正直ということでなんとしても見たかったわけですが、ダンジョン梅田ならぬダンジョン尖沙咀、どこの出口から出ればいいのかよく分からず、とりあえず出てみた出口からだと道路を渡れなかったり、すげぇ遠回りになる出口に出てしまったりと、ここで大幅に時間をロス。

そうこうしてなんとか5分前の19時55分ごろにアベニュー・オブ・スターズに到着。20時からシンフォニー・オブ・ライツが始まりました。

アベニュー・オブ・スターズでは音楽がずっと鳴っていたのですが、シンフォニー・オブ・ライツが始まる直前でその音楽がフェードアウトし、シンフォニー・オブ・ライツ用のBGMに切り替わった上でショーの始まりです。なるほど、この音楽と光の演出が合わさることで最大限の魅力が引き出されるということですね。そりゃ山の上から見ても微妙ですわ

また、カメラはメイン機であるα7iiiではなくサブ機のRX100m7なので、画質は荒め。こればかりはセンサーサイズの差が出るので仕方がありません。本当は旅行も常にα7iiiを使いたいのですが、海外旅行だと2万歩とかザラに歩くので体へのダメージがデカく、なるべく軽装備したいがためによほど撮りたい絶景が無ければコンデジとするようにしています。

シンフォニー・オブ・ライツが終わったあとは、iSQUEAにあるeyebarというルーフトップバーへと行きました。ここでは香港の夜景を見ながら酒が飲める最高の場所ですが、クソ高い!ドリンク1杯で3,000円くらいします。ほぼ場所代と言っていいでしょう。トホホ…。もちろん1杯だけで(金銭的に)限界です。

Eyebar | Our Concepts | Elite Concepts

こうして一通り夜の香港を満喫してホテルへと帰ります。

ホテルのある湾仔エリアは欧米人向けのバーが立ち並んでおります。特にこの日はラグビーワールドカップをやっていたため、試合をモニターで流し、一喜一憂する欧米人で騒がしい夜となっていました。ホテルにまでその声は聞こえなかったのが幸いでした。

2日目は以上で終了です。翌日は3日目、最終日です。

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