一生旅行生活してえ

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35歳会社員 香港マカオ旅行3日目~翡翠拉麺小籠包~

香港マカオ旅行最終日です。旅行というのはあっという間ですねぇ。

1日目、2日目は以下から。

s-tkmt.hatenablog.com

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香港島散策

最終日の朝は近くの喫茶店で朝食とします。檀島珈啡餅店(ホノルルコーヒーショップ)という店に行きます。檀島でホノルルとなるようです。

純喫茶風で、少し年季の入った店でした。

エッグタルトとパンで朝食を済ませます。これにドリンクをつけて1人あたり1,200円くらい…やっぱり高いなぁ…。

さて、朝食を済ませたらこの日は主に香港島を散策します。まずはお土産を買うために繁華街である銅鑼湾へと向かいます。

地下鉄使った方が圧倒的に早いのですが、せっかく香港に来たということで2階建てバスに乗って移動です。

2階の一番前の席から。爽快に進んでいきます。

のですが、なんか周りの景色に違和感…ふとグーグルマップを見てみると、行きたい方向とは逆に行っていることが判明。中環エリアまで行ってしまっていました。なまじっかまっすぐな道で分かりやすかったがゆえに油断しました。日本と同じ左側通行なのに間違えるとは…。

というわけで元来た道を戻ってそのまま銅鑼湾まで行きます。今度はバスではなく2階建ての路面電車で行くことにします。いろんな乗り物に乗れたから良しとしましょう。路面電車の行先に「Causeway Bay(銅鑼湾の英語名称)」とあるので、このまま終点に行けば問題ありません。

この日の天気は1日目、2日目の天気の悪さが嘘に思えるレベルの快晴で最高でした。ガラス張りのビル群も美しいですね。

これはネタ画像。トラムから見えた謎の火鍋屋です。爆爆鍋!

これもネタ画像のつもりです。美珍香!この店は結構香港の至るところにありました。肉乾屋のようです。

で、銅鑼湾に来た目的はこれです。帰りの飛行機が深夜便ということもあって空港でお土産を買えない可能性が高いので、ドン・キホーテで事前に買うことにしました。ドンキならお菓子とかいっぱいあるやろ!!

と、思ったのですが、香港のドン・キホーテは日本のお菓子や食品を売るお店となっているようで、お菓子は確かにたくさんあったのですが、どれも日本で買えるものという…。これでは香港土産にならないので、ドン・キホーテでは何も買わずに退店しました。逆に言えば香港で日本のものが食べたくなったらドン・キホーテに行けばよい!

そうこうしているうちにお昼になったので昼飯です。このエリアには南北楼という有名な四川料理店があるのですが、コロナになって閉業中。というわけで近く尾の別の四川料理屋に行きました。

豚の耳の冷菜。辛くて最高!

辣子鶏。辛くて最高!

というわけで辛いもん食って大満足ではあったのですが、お会計が350HKDほど。日本円で6,600円でした!ドリンクはやっすい缶のウーロン茶にしたのですがそれでもこの価格!さすがに高すぎる…。物価高&円安はツライ…。

その後お土産はWelcomeという地元スーパー的なところで購入。地元スーパーといっても銅鑼湾エリアは日本でいう渋谷とか池袋みたいな場所なので、生鮮食品など地元食材だけにとどまらず、お土産になるようなお菓子も充実しておりました。

湾仔

一通りお土産を買ったので、いったんホテルに荷物を置いて、そのままホテル付近の湾仔エリアを散策しました。今までの香港旅行では特に湾仔で何かすることはなかったので、散策するのは今回初めてです。

こんな感じのおしゃれな壁画があったりするような場所もありますが、

個人的にはこういった路地裏のほうが好きかなぁ~。

また、おもちゃ通り的な市場もあったりして、なかなかの賑わいを見せていました。その中でも特に気になったのがこのTシャツ屋。ここまで堂々と著作権侵害するとはさすがです。いや、もしかしたらきちんと許諾を得ているのかもしれませんが。日本の同人文化でもここまで堂々と流用することは無いでしょう。

さて、ティータイム。南国ということでマンゴーが食べたい!そんなあなたには名店である晶晶甜品(チンチンデザート)をお勧めします!過去にも行ったことあるのですが、移転?したようで現在は湾仔市場のすぐ近くにありました。

チンチンデザートで食うマンゴーはうまい!!

中環

さて、チンチンでマンゴーを堪能したあとは地下鉄に乗って中環エリアへと行きます。

中間名物の長距離エスカレーター。これに乗り続けるとSOHOへ行くことができます。

エスカレーターから見えた火鍋屋ネタ画像。臭臭鍋はどうやら台湾名物で、臭豆腐+牛モツや血などの鍋のようです。確かに臭そう。

さて、エスカレーターは途中下車してそのままPMQへと向かいます。

ここがPMQです。PMQが何なのかよくわかっていなかったのですが、調べてみるとPolice Married Quartersで、つまり既婚者警察官向けの宿舎のようです。で、現在はそれを改装やらなんやらしてシャレオツスポットとして開業しているということです。

中には雑貨屋や小洒落たカフェやタミヤのショップミニ四駆をめちゃくちゃ走らせていた…)がありました。

麻雀牌を使ったアクセサリーのショップ。可愛らしいですが特に何も買わず。

ビクトリア・ピーク

さて、ある程度PMQ内を回ったはいいのですが、このあたりでだいぶ歩き回って疲労困憊でした。SOHOとかのおしゃれなバーで一杯…とも思いましたが、この日はめっちゃ天気も良かったので、このままビクトリア・ピークまで行くことに。

PMQ近くのバス停からバスに乗ってピークトラムの駅まで行きます。直線距離では近いのですが、このあたりはアップダウンが激しいのでバスに乗って正解でした。

2016年に訪れたときはピークトラムの駅で長蛇の列ができており1時間くらい並んだ記憶があるのですが、この日はそんなことなくスッとチケットを購入することができました。

そしてピークトラムに乗って頂上を目指します。

頂上に着いたら早速展望台からの景色を…と言いたいところですが、せっかくなので休憩がてら時間を潰して夜景チャンスを狙いしました。しばしビールを飲んで一休み。このビールが確か600円くらいしましたが…。

そうして30分ほど休んでいると薄暗くなってきたので、展望台へと移動します。

時間で言うと18時過ぎくらいでしょうか。外が暗くなり始めて、ビル群の明かりがつき始めます。ちょうどマジックアワー的な時間帯です。

そしてそこから20分くらいで結構真っ暗に。うーん、α7IIIを使えばもっと綺麗に撮れたでしょうが、RX100m7ではこれが限界。こればかりは仕方ありません。

ビクトリア・ピークから下山したあとは、そのままバスに乗ってフェリーターミナルの方へ。これはフェリーターミナル近くの名物観覧車で、途中で止まったり、3~4週したりするという特殊仕様になっています。これはこれで乗りたかったですが、まぁまぁ並んでいたのでスルーすることに。

それよりも綺麗だったのがこのランタンでした。中環駅からフェリーターミナルまで行く連絡通路に飾られており、この旅において唯一撮れたまともな写真でした。

で、中環から尖沙咀までのフェリーに乗ります。実はこのフェリー乗るの初めてで、過去に香港行ったときは結局一番早くて楽な地下鉄で移動してしまっていました。

10分程度の移動ですが、船はいいですね。

そして尖沙咀フェリーターミナルに着いた頃にちょうどシンフォニー・オブ・ライツが始まりました。が、こっちのエリアでは特に音楽などは一切流れてないので、単にピカピカビルからライトが光っているだけで「なんのこっちゃ」という感じです。さらにこのライトアップはアベニュー・オブ・スターズからうまく見えるように角度など調整されているようで、前日見たときはうまく並んで見えたライトアップが、ここからはバラバラに見えたりという感じでもありました。

まぁ自分は前日にきちんとモノホンのシンフォニー・オブ・ライツを見れているので問題ないのですが、ふと近くにいた日本人観光客が「なんか想像していたのと違って微妙だな…」と言っていたので、この観光客がこのままガッカリで終わってしまわないか心配です。

さて、だいぶ夜も遅くなってきたので、最後に飯を食って香港旅行も終了です。

香港やマカオでよく目にした「翡翠拉麺小籠包」というチェーン店に行きました。名前がいいですね。

チャハーン。

ドリンクを頼んでなかったからというのもありますが、翡翠拉麺小籠包のお値段は思ったより高くありませんでした。最後の最後にきてようやっと良心価格の店に出会います。高くはないというだけで当然安くは無いですが。

こうして一通りの旅程を終えて、ホテルで荷物を受け取り空港へと向かいます。ホテルへ向かう道路ではGがうろつきまくっていました。さすが南国です。そしてやっぱGは夜行性なんですねぇ。思えば日本でもGが動いているのを見たのは基本的に夜でした。

ホテルから中環駅(香港駅)まで地下鉄で向かい、そこから空港までは香港エアポートエクスプレスで行きました。夜22時過ぎの便だったのでほとんど乗客はおらず、ほぼ貸切状態。

23時すぎに空港に到着しましたが、帰りの飛行機が夜中の3:00発という超深夜便なのでまだまだ時間があります。出国手続きを済ませたあとはラウンジに行って軽くコーヒーを飲んだりして過ごしました。本当はここで仮眠を取りたかったのですが、冷房が効きすぎてクソ寒いという。ここでも南国特有の過剰冷房サービスの洗礼を受けました。

ある程度ラウンジでゆっくりしたあとに搭乗口へ移動です。が、ここ数年で香港国際空港がどんどん拡張されているようで、搭乗口がその拡張エリアに位置しており、そこに至るまで20分くらい歩いてようやっと到着。そうして眠気と戦いながら飛行機に登場し、日本へと帰国しました。

エピローグ

今回7年ぶりの香港マカオでしたが、このエリアはまた台湾とは違った良さがありますね。初めて香港に行ったときはそのエネルギーの高さに圧倒されたものですが、忙しなく経済を回しまくってどんどん洗練されていく感じが、台湾とはまた違います。もちろん台湾も台北を初めとした大都会ですが、今年の2月頃に行った台南エリアなどはのどかで、それはそれでまた違った良さがありました。

最後にお土産です。上から香港式のコーヒー入り紅茶、カップヌードルの現地味、そして一番下は牛の胃(センマイ)を模したコンニャクです。このコンニャクが超うまい!!

コーヒー入り紅茶はまずいというわけではないのですが、「1杯飲めばいいかな・・・」と思わせる微妙な味わい。10杯分入っていたのですが、3杯で限界。残り7杯分は会社で配ることとなりました。

今回、香港もよかったのですが、案外マカオに郷愁をいだきました。洗練されすぎた香港より、まだ一昔の名残があるマカオの方がギラギラネオンやボロい街並みを見れ、こういった味わいをまた楽しみたいものですねぇ。