一生旅行生活してえ

最近は主に資格取得関連のメモとか勉強法とかを整理

ビジネス実務法務検定2級に受かった件について

そこまで大した資格ではないですが、とりあえず受かったのでそのあたりの振り返りです。

概要

FP1級の学科試験を終え、2月の面接までの間の時間つぶしとして、サクッとできなそうなものを探していました。そんな中、FPを通じて少し興味が出た民法を中心に、法律関係の勉強をしてみたいと思い、手っ取り早くできそうな当資格を狙ってみることにしました。

ビジネス実務法務検定は3級、2級、1級とあるのですが、軽く調べた感じ難易度的には2級は1ヶ月くらいあれば受かりそうな気がしたので、いきなり2級から着手することにしました。なお、1級はゲロ難しいらしいので、今後も受けるつもりはありません。

参考書

試験に受かるだけなら以下を3週やれば十分かと思います。問題集だけで、参考書は買っていません。

あとは、元々この試験のために買ったものではないですが、民法の考え方を知るに当たり以下の本を読みました。この手の勉強をしている人には有名な本で、これは今後もまた再読することになりそうです。

そして細かい用語の理解などはいつも通り(?)用語集を自分で整理しました。

法律用語集 - 一生旅行生活してえ

ただ、今までの試験とは違って、自分の言葉で整理するというよりは、いろんなサイトから引用して整理した感じです。

勉強方法・スケジュール

スケジュール的にはざっくり以下のような感じです。

9月12日:FP1級学科試験日

9月下旬:ビジネス実務法務検定の勉強開始、「民法がわかった」を一読

10月上旬:公式問題集を解きながら、不明な単語を用語集で整理

10月中旬:公式問題集2週目

10月下旬:公式問題集3週目+公式問題集後半に載ってる過去問を実施

10月31日:ビジネス実務法務検定、試験日

少々想定外だったのは、公式問題集の設問に対して、過去問の難易度が高かったことでした。問題集を3週して一通りのことは頭に入れたのですが、過去問のほうが問題文が長かったり、引掛けが巧妙だったりしたこともあり、初めて解いた時は5~6割の得点率でした。が、これも1週間くらいかけて復習して頭に叩き込むことで、同傾向の問題であればなんとか7割は確保できる見込みの感覚でした。

本番試験

今回、自宅のPCを使っての受験という、変わった方式で受けました。Webカメラで常に自分が映しつつ、画面共有でブラウザ以外は開いてないことを映し続けながら試験をすすめる方法です。

机の上には必要最低限のものしか置いてはいけないので、本など全て机の下に下ろし、Webカメラで机の上を映して試験官にOKをもらった上で試験開始です。

で、肝心の試験問題ですが、公式問題集での過去問では全て5択問題となっていたのに対して、今回受けた問題は全て4択でした。問題文の文章量もやや少なめで、そういった意味では難易度は低い感触を受けました。選択肢にしろ問題文にしろ、文章量が少ないというだけで問題を解くスピードや、集中力の持続に大きな差が出ます。ただ、試験中にメモを取れないので、問題の見直しがかなりやりづらかったのは困りましたが…。

試験時間90分に対して60分少々で試験を終えました。Web形式なので、その場で結果が開示されます。

結果

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というわけで、70点以上で合格に対して結果はなんと93点でした。問題が簡単だったというのはありますが、これはまぐれ要素も大きいでしょう。肌感覚的には7~8割くらいだったので、勘で答えたところがいい感じにあたったのだと思います。別にここでそんな運使わなくていいのですが…。

この資格は、仕事で法務に関わることがなくても、ある程度の常識として知っておくと良い知識が満遍なく問われていると思いました。というわけで、いろんな人にとっておすすめできる(勉強したことが身になる)資格だと思います。